
メル美早く生まれた赤ちゃんを、お母さんの胸に抱いて温めるケアがあるって聞いたの。

プレ男お父さんもできるのかな。
こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、早く・小さく生まれた赤ちゃんのためのカンガルー・マザー・ケア(KMC)の話です。世界保健機関(WHO)が、2025年11月14日の世界早産児デーに発表した、KMCの臨床の手引きのニュースリリースをもとにまとめました。
世界の早産
WHOによると、
- 毎年、推計1,500万人の赤ちゃんが、妊娠37週より前に早く生まれています
- 早産による合併症は、5歳未満の子どもの死因の第1位です
- 早く生まれた赤ちゃんは、おなかの中にいる時間が短いため、肺や脳、免疫、体温を保つ力がまだ十分に育っていないことが多く、感染症、低体温、心臓の問題、呼吸の苦しさなどのリスクが高くなります
カンガルー・マザー・ケアとは
WHOによると、KMCは、長い時間の肌と肌のふれあいと母乳をくみあわせたケアです。早く・小さく生まれた赤ちゃんで、
- 新生児の死亡が30%以上へる
- 低体温が約70%へる
- 重い感染症が15%へる
ことと関係していて、体重の増え方や、その後の長い目で見た健康や発達もよくなるとされています。どんな環境でも行うことができ、費用に見合う効果があるとしています。

肌と肌のふれあいと母乳をくみあわせたカンガルー・マザー・ケアは、早く・小さく生まれた赤ちゃんの死亡を30%以上へらすことと関係しています。
誰が、いつ、どこで?
WHOの新しい手引きでは、
- 早産や低出生体重のすべての赤ちゃんが、生まれてすぐKMCを受けるべきだとしています。ただし、自分で呼吸できない、血圧や循環が危険なほど下がっているなど、急ぎの治療が必要な場合はのぞきます
- ふつうはお母さんがおもに行いますが、お母さんができないときは、お父さんや家族も行うことができます。家族は、気持ちの面や実際の手助けでもささえます
- 分娩室や手術室から、産後の病棟、新生児の集中治療室(NICU)まで、医療機関のどこでも行うことができ、家に帰ってからも続けられます
- 布や伸びる帯、専用の服などで赤ちゃんを支える方法も示されています
- お母さんがいつも赤ちゃんと同じ部屋にいられるようにするなど、家族にやさしいとりくみが大切だとしています

プレ男お父さんも肌と肌で抱っこできるんだね。赤ちゃんの状態は病院のスタッフと相談しながらだね。
日本の早産は早産は日本では5.7%、世界の早産は世界の早産(WHO)、元気に生まれた赤ちゃんとの肌のふれあいは生まれてすぐの「早期母子接触」を見てください。
まとめ
- 世界では毎年約1,500万人が早産。早産の合併症は5歳未満の死因の第1位
- カンガルー・マザー・ケアは、肌と肌のふれあい+母乳
- 新生児の死亡30%以上、低体温約70%、重い感染症15%の減少と関係
- 急ぎの治療が必要な場合をのぞき、生まれてすぐから。お父さんや家族もできる
参考文献
- World Health Organization. WHO promotes lifesaving intervention for small and preterm babies on first official World Prematurity Day (News release, 14 November 2025). https://www.who.int/news/item/14-11-2025-who-promotes-lifesaving-intervention-for-small-and-preterm-babies-on-first-official-world-prematurity-day (閲覧日:2026年10月12日)
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。