しあわせ家族計画

1〜5歳子どもとの時間

小学生のころのキャンプ・川遊び、博物館、お手伝いは、その後の自己肯定感とつながる?文部科学省が21世紀出生児縦断調査で分析:家庭の収入や学歴を考えに入れても、体験の多い子は高校生のころの自尊感情などが高い傾向。お手伝いは、調べたすべての項目とプラスの関連

2026年10月22日

文部科学省の委託調査(2021年3月)は、2001年生まれの子どもを毎年追いかける「21世紀出生児縦断調査」のデータで、小学生のころの体験(自然体験・社会体験・文化的体験・遊び・読書・お手伝い)と、中学生〜高校生のころの意識(自尊感情・外向性・心の健康など)の関係を分析しました。家庭の収入や学歴などを考えに入れても、体験の多かった子はその後の意識が高い傾向があり、お手伝いは調べたすべての項目とプラスの関連がありました。年上・年下・家族以外の大人など、いろいろな相手と遊ぶこともプラスでした。

目次
  1. どんな調査?
  2. 調べた「体験」
  3. わかったこと
  4. 「体験の格差」と、その先にあること
  5. 読むときの注意
  6. 家族でできること
  7. まとめ

プレ男週末にキャンプや博物館に連れて行くのって、子どもにとって本当に意味があるのかな?親の自己満足だったりして。

メル美お手伝いも、やらせると時間がかかるし…。データで何かわかっていることってあるのかな。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、子どもの体験と、その後の心の育ちの話です。文部科学省の委託調査「青少年の体験活動の推進に関する調査研究 報告書」(2021年3月、株式会社浜銀総合研究所)と、文部科学省の「21世紀出生児縦断調査(平成13年出生児)に関する特別報告」をもとにまとめました。

どんな調査?

調べた「体験」

体験 中身
自然体験 キャンプ・登山・川遊び・釣り、海水浴・マリンスポーツ、ウインタースポーツ
社会体験 農業体験、職業体験、ボランティア
文化的体験 動植物園・水族館・博物館・美術館、音楽・演劇・古典芸能の鑑賞や体験、スポーツ観戦
遊び 遊び相手の多様性(年上・年下・家族以外の大人と遊ぶか)、遊ぶ場所の多様性、遊び相手の人数
読書 本を読むこと
お手伝い 掃除、新聞や手紙を取ってくる、買いものの荷物を持つ、洗たく物をたたむ、食卓に食器を並べる・片づける、動物や植物の世話、おつかい

わかったこと

メル美お手伝いが、調べた項目ぜんぶとプラスの関連なんだ!食器を並べてもらうところから始めてみようかな。

「体験の格差」と、その先にあること

文部科学省の分析では、家庭の収入や学歴を考えに入れても、小学生のころの体験が多かった子は、その後の自尊感情などが高い傾向がありました。ただし、実験で確かめたものではありません。

読むときの注意

家族でできること

プレ男今度の週末は、子どもに買いものの荷物を持ってもらって、そのまま公園で年上の子たちと遊ばせてみるよ。

まとめ


参考文献

  1. 文部科学省(委託:株式会社浜銀総合研究所). 令和2年度「体験活動等を通じた青少年自立支援プロジェクト」青少年の体験活動の推進に関する調査研究 報告書(令和3年3月). https://www.mext.go.jp/content/20210908-mxt_chisui01-100003338_2.pdf (閲覧日:2026年10月22日)
  2. 文部科学省. 21世紀出生児縦断調査(平成13年出生児)に関する特別報告. https://www.mext.go.jp/content/20230316-mxt_chousa01-000028304_02.pdf (閲覧日:2026年10月22日)
  3. 文部科学省. 21世紀出生児縦断調査に関する調査研究. https://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa08/21seiki/mext_02723.html (閲覧日:2026年10月22日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。