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閉経(WHO)

多くは45〜55歳。閉経の前後の時期は数年続くことがあり、体とこころに影響する。閉経の前後でも妊娠や性感染症の可能性はある

2026年10月12日

閉経について、世界保健機関(WHO)のファクトシート「Menopause」(2024年10月16日)をもとにまとめました。多くの女性は45〜55歳で閉経をむかえ、月経が12か月続けてない状態で閉経と判断されます。閉経の前後の時期(周閉経期)は数年続くことがあり、ほてり・寝汗、腟の乾燥、眠れない、気分の変化などが起こることがあります。閉経のあとは、心臓や血管の病気、骨粗しょう症のリスクも上がります。閉経の前後の時期でも妊娠の可能性はあり、月経が12か月続けてなくなるまでは避妊がすすめられています。また、閉経の前後やそのあとでも、HIVをふくむ性感染症にかかることがあります。

目次
  1. 閉経とは
  2. 閉経の前後の時期(周閉経期)
  3. 体とこころの変化
  4. 妊娠と性感染症
  5. 治療と相談
  6. まとめ

メル美お母さんが「更年期かも」って言ってたの。閉経って、いつごろ、どんなふうに来るのかな。

プレ男家族のことだから、ぼくも知っておきたいな。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、閉経の話です。世界保健機関(WHO)のファクトシート「Menopause」(2024年10月16日)をもとにまとめました。

閉経とは

WHOによると、

閉経の前後の時期(周閉経期)

WHOによると、閉経への移り変わりは、ふつう月経周期の変化から始まります。その変化に気づいたときから、最後の月経の1年後までを「周閉経期」といい、数年続くことがあります。

体とこころの変化

WHOによると、変化の出かたは人によって大きくちがい、ほとんど症状がない人もいれば、生活にさしつかえるほどの人、何年も続く人もいます。

また、閉経のあとは、

閉経の前後の時期でも、妊娠の可能性はあります。WHOは、月経が12か月続けてなくなるまでは避妊をすすめています。

妊娠と性感染症

WHOによると、

治療と相談

WHOによると、ホルモンを使わない方法と使う方法の、さまざまな治療で症状をやわらげることができます。健康や生活に影響する症状は、これまでの病気や、本人の考え方・希望をふまえて、医療者と相談するようすすめています。

プレ男閉経のあとも避妊や性感染症のことを考えるなんて、知らなかったよ。

ホルモン補充療法以外の治療はホルモン補充療法(HRT)以外の更年期の治療、40歳をすぎてからのピルは40歳を過ぎても低用量ピル(LEP・OC)は続けられる?、日本の中高年の性感染症は50代・60代以上の性感染症(日本、2024年)を見てください。

(更新)日本産科婦人科学会の「更年期障害」のページ(2025年1月30日更新)によると、日本人女性が閉経する平均年齢は50歳前後といわれ、早い人で40代前半、遅い人で50代後半と個人差が大きいとされています。閉経前の5年間と閉経後の5年間をあわせた10年間を「更年期」といいます。

まとめ


参考文献

  1. World Health Organization. Menopause(Fact sheet, 16 October 2024). https://www.who.int/news-room/fact-sheets/detail/menopause (閲覧日:2026年10月12日)
  2. 日本産科婦人科学会. 更年期障害(更新日時:2025年1月30日). https://www.jsog.or.jp/modules/diseases/index.php?content_id=14 (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。