男磨きOWNER'S MANUAL

PART 04 / MUSCLEDOC. M-04-52

忙しい時期、筋力と持久力を「落とさない」ための最低限は?レビューでは、若い人なら筋トレ週1回・1種目1セットで最大32週間、筋力と筋肉の大きさを保てた。カギは「強さ(重さ)」を落とさないこと

PART04 筋肉DATE2026年10月12日
SOURCES1 件CHECK医師 監修

仕事や家庭の事情で、トレーニングの時間がとれない時期は誰にでもあります。そんなときは「伸ばす」より「保つ」ことが目標になります。Spieringら(2021年、Journal of Strength and Conditioning Research)のレビューによると、一般の人では、持久力は運動の強さ(心拍数)を保てば、週2回まで、または量を33〜66%(1回13〜26分ほど)までへらしても、最大15週間保てました。筋力と筋肉の大きさは、少なくとも若い人では、重さ(相対的な負荷)を保てば、週1回・1種目1セットでも最大32週間保てました。高齢の人では、週2回・1種目2〜3セットが必要な場合があります。保つためのカギは、頻度や量より「強さ」でした。

プレ男来月から繁忙期で、ジムに行けるのは週1回くらいになりそう。せっかくつけた筋肉が落ちちゃう…。

メル美レビューだと、若い人なら週1回・1種目1セットでも、重さを落とさなければ、筋力と筋肉を保てたんだって。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は筋力と持久力を保つための最低限のトレーニングです。Spieringらが2021年に発表したレビュー「体の能力を保つ:持久力と筋力を保つために必要な最低限の運動量」(Journal of Strength and Conditioning Research)をもとにまとめました。

どんな研究?

一般の人で、保てた条件

能力 保てた条件 期間
持久力 強さ(運動中の心拍数)を保てば、週2回まで、または量を33〜66%へらして(1回13〜26分ほど)も 最大15週間
筋力と筋肉の大きさ(若い人) 重さ(相対的な負荷)を保てば、週1回・1種目1セットでも 最大32週間
筋肉の大きさ(高齢の人) 重さを保ち、週2回・1種目2〜3セットが必要な場合も ―

プレ男回数をへらしても、重ささえ落とさなければいいのか。

レビューでは、若い人なら、重さを保てば週1回・1種目1セットでも、最大32週間、筋力と筋肉の大きさを保てていました。カギは強さを落とさないことでした。

休んだときの筋力の変化は筋トレを3週間休んでも大丈夫?、1種目1セットの効果は1種目1セットで十分?へ。

プレ男繁忙期は、週1回・いつもの重さで1セットずつ。これならできそう!

メル美落ちついたら、また量をふやせばいいね。

夜の運動と睡眠のメタ分析は、夜に運動すると眠れなくなる?へ。

まとめ


参考文献

  1. Spiering BA, Mujika I, Sharp MA, Foulis SA. Maintaining Physical Performance: The Minimal Dose of Exercise Needed to Preserve Endurance and Strength Over Time. J Strength Cond Res. 2021;35(5):1449-1458. doi:10.1519/JSC.0000000000003964. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33629972/ (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。