世界の神話Mythos

Indian Mythology

アシュヴィン双神矢のようにはやい車に乗って、こまった人を助けにかけつけるふたごの神。海にとりのこされた若者を、百のオールの船で家へ送りとどけ、いくさで足をうしなった女性には鉄の足を、目の見えなくなった若者には目をあたえた

2026年10月12日

目次
  1. プロフィール
  2. 1. 花嫁を運んだ車
  3. 2. 海からの救い——ブジュユ
  4. 3. 鉄の足と、見えるようになった目
  5. 4. まだまだある救いのわざ
  6. まとめ

プレ男こまった人のところへ、車でかけつけるふたごの神さま? ヒーローみたい!

メル美『リグ・ヴェーダ』には、アシュヴィン双神が人々を助けた話が、つぎつぎに歌われているんだって。

こんにちは、Dr. Taro です。 神話の解説、今回はインド神話のアシュヴィン双神です。『リグ・ヴェーダ』第1巻第116歌(R.T.H.グリフィス英訳と注、1896年、インターネット・アーカイブ)を読みました。同じ『リグ・ヴェーダ』の暁の女神ウシャスや火の神アグニもどうぞ。インド神話の全体はインド神話の入門へ。

プロフィール

アシュヴィン双神 ふたごの神。ナーサティヤともよばれる(グリフィスの注)
ほかのよび名 ダスラ(グリフィスの注では「ふしぎをおこす者たち」「力ある者たち」)
乗りもの 矢のようにはやい車。ロバがひく(グリフィスの注)
歌にでてくる呼びかけ 「医者たち」(Physicians)
この歌の作者 聖仙カクシーヴァンとされる(グリフィスの注)

1. 花嫁を運んだ車

2. 海からの救い——ブジュユ

メル美海のまんなかでとりのこされた人を、3日3晩かけて家まで送りとどける…。たのもしい!

3. 鉄の足と、見えるようになった目

プレ男いくさで足をうしなった人に、鉄の足! 神話の中の、義足のお話なんだね。

4. まだまだある救いのわざ

第116歌には、このほかにも、たくさんのわざが歌われています。

『リグ・ヴェーダ』第1巻第116歌では、アシュヴィン双神は、いくさで足をうしなったヴィシュパラーに鉄の足をあたえ、海にとりのこされたブジュユを、百のオールの船で家へ送りとどけた、と歌われています。

まとめ


参考文献

  1. Griffith, Ralph T.H.(英訳). The Hymns of the Rigveda, Vol. I(1896年). Book I, Hymn CXVI(訳注を含む). Internet Archive. https://archive.org/details/in.ernet.dli.2015.104118 (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

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  1. VIVIインド神話ウシャス天の娘、暁の女神。百の車に乗って人々のもとへやってきて、足のある生きものをすべて目ざめさせ、鳥たちを空へ飛びたたせる。身分の高い人も低い人もわけへだてなく照らし、きのうの暁のあとに、きょうの暁がつづいていく
  2. VIインド神話アグニ最古の聖典『リグ・ヴェーダ』の1番目の歌にうたわれる火の神。「わたしはアグニをたたえる、えらばれた祭官を」。2本の火きり棒の中に、はらまれた子のようにねむり、人がこすりあわせると「赤い馬のように」生まれ出る。神々と人間をむすぶ使者
  3. VIインド神話インドラ最古の聖典『リグ・ヴェーダ』の英雄。雷のつえで竜ヴリトラを倒し、とじこめられていた水を解きはなって「7つの川」を流した。注釈者は「雨がふるしくみのたとえ」と読んだ