世界の神話Mythos

Celtic Mythology

ダグザ「すべての知恵の赤い人」とよばれるダーナ神族の神。王ブレスのもとでは、とりでづくりの土木作業。報酬に選んだのは、たった1頭の黒い若牛。でもその1頭が、うばわれたアイルランドじゅうの牛を取りもどした

2026年10月7日

金色にぬられた木の竪琴。前の柱に、緑の地に金の小さな葉の模様がかかれている
ジョン・イーガン「携帯用ハープ」1819年、アイルランド・ダブリン。木ほか。メトロポリタン美術館所蔵(パブリックドメイン)。神話の時代の竪琴ではなく、19世紀のアイルランドの楽器です
目次
  1. プロフィール
  2. 1. 王ブレスのもとで、堀をほる
  3. 2. 3枚の金貨と、1頭の黒い若牛
  4. 3. 壁から飛んでくる竪琴
  5. 4. 若牛のひと声
  6. 5. 「1日と1夜」のとんち
  7. 6. 息子を殺した男へのさばき
  8. まとめ

プレ男ダグザって、ケルト神話の「よい神」って聞いたけど、どんな神さま?

メル美力持ちで、竪琴の名手で、ちょっと苦労人みたい。

こんにちは、Dr. Taro です。 神さまの解説、今回はケルト神話(アイルランド)のダグザです。グレゴリー夫人『神々と戦士たち』(1904年、プロジェクト・グーテンベルク)の英訳を読みました。夫人は、ちがう版をまぜあわせ、つなぎの文を入れたと書いています。ケルト神話の全体はケルト神話の入門へ。

プロフィール

名前 ダグザ
よび名 「すべての知恵の赤い人」
一族 ダーナ神族(トゥアタ・デ・ダナーン)
家 ボイン川のブルー・ナ・ボーニャ
子ども 若い神アンガス(オーグ)、ボドヴ・デルグ。娘のエリウ、フォドラ、バンバは、のちにアイルランドの国の名前になった
持ちもの 竪琴ウアトネ(「2つの花のオーク」「四角い音楽」ともよばれる)

1. 王ブレスのもとで、堀をほる

2. 3枚の金貨と、1頭の黒い若牛

プレ男ごほうびが牛1頭だけ? 息子のアドバイス、なにか考えがありそう…。

3. 壁から飛んでくる竪琴

4. 若牛のひと声

メル美たった1頭の牛が、国じゅうの牛を取りもどした! アンガスの作戦だったんだね。

金色にぬられた木の竪琴。前の柱に、緑の地に金の小さな葉の模様がかかれている

ジョン・イーガン「携帯用ハープ」1819年、アイルランド・ダブリン。木ほか。メトロポリタン美術館所蔵(パブリックドメイン)。神話の時代の竪琴ではなく、19世紀のアイルランドの楽器です

5. 「1日と1夜」のとんち

6. 息子を殺した男へのさばき

グレゴリー夫人の本のダグザは、息子を殺した男を、その場で殺すことはしませんでした。「息子に罪があったのなら、責めることはできない」と言っています。

まとめ


参考文献

  1. Lady Gregory. Gods and Fighting Men: The story of the Tuatha de Danaan and of the Fianna of Ireland(1904年). Part One, Book One, II. The Reign of Bres; Book Two, III. The Great Battle of Magh Tuireadh; Book Four, II. The Dagda. Project Gutenberg. https://www.gutenberg.org/ebooks/14465 (閲覧日:2026年10月7日)
  2. メトロポリタン美術館. John Egan, Portable Harp, 1819, Dublin(89.4.1083、パブリックドメイン). https://www.metmuseum.org/art/collection/search/501661 (閲覧日:2026年10月7日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

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  1. IVケルト神話成り立ちと大まかなあらすじドルイドは教えを文字に書かなかった。伝わるのは、ローマのカエサルの記録と、中世のアイルランド・ウェールズの写本。ダーナ神族の到来、銀の腕の王ヌアザ、万能の神ルー、そして神々は丘の中へ
  2. IVケルト神話ルー大工・かじ屋・戦士・竪琴ひき・詩人・医者……「ぜんぶ1人でできる者はいるか」で王の宮殿に入った「すべての技の達人」。母方の祖父は邪眼の巨人バロル。父のかたきには、世界の果ての宝を「つぐない」に求めた
  3. Iギリシャ神話オルペウスとエウリュディケ蛇にかまれて死んだ新妻を、竪琴の歌で冥界から連れもどす。条件は「地上に出るまで、ふり返ってはならない」。あと少しのところで、ふり返ってしまった