世界の神話Mythos

Indian Mythology

ドローナの弓の試験木の上に、つくりものの鳥。「何が見える?」と師ドローナがたずねると、王子たちはみな「木と、先生と、兄弟と、鳥が見えます」と答えた。ただひとりアルジュナだけが言った。「鳥しか見えません。いいえ、鳥の頭だけが見えます」

2026年10月12日

目次
  1. プロフィール
  2. 1. 木の上の鳥
  3. 2. 「何が見えるか」
  4. 3. アルジュナの答え
  5. まとめ

プレ男「何が見える?」って、ただの質問じゃないの?

メル美『マハーバーラタ』では、その答えで、弓の名人がわかったんだって。集中力のお話よ。

こんにちは、Dr. Taro です。 神話の解説、今回はインド神話のドローナの弓の試験です。『マハーバーラタ』第1巻アーディ・パルヴァの「サンバヴァの巻」第134〜135章(K.M.ガングリ英訳、プロジェクト・グーテンベルク)を読みました。同じ『マハーバーラタ』で、ユディシュティラが知恵をためされる話はヤクシャの問いへ。インド神話の全体はインド神話の入門へ。

プロフィール

ドローナ 王子たちに武芸を教えた師
教え子 ユディシュティラ、ビーマ、アルジュナなどのパーンダヴァの王子たち、ドゥルヨーダナなどドリタラーシュトラの息子たち、ほかの国の王子たち
的 木の上におかれたつくりものの鳥
ためしたこと 「何が見えるか」
合格した人 アルジュナ。「鳥の頭だけが見えます」

1. 木の上の鳥

2. 「何が見えるか」

メル美ちゃんと見えてるのに、「さがりなさい」…。まわりがぜんぶ見えていることが、だめだったんだ!

3. アルジュナの答え

プレ男「鳥の頭だけ」…。ねらうものだけに心を集中していたんだね。テスト勉強のときに思い出したい!

『マハーバーラタ』では、ほかの王子たちは「木も、先生も、仲間も、鳥も見える」と答えましたが、アルジュナだけが「鳥の頭だけが見えます」と答え、的を射おとしました。

まとめ


参考文献

  1. Kisari Mohan Ganguli(英訳). The Mahabharata of Krishna-Dwaipayana Vyasa, Volume 1. Adi Parva, Sambhava Parva, Sections CXXXIV–CXXXV. Project Gutenberg. https://www.gutenberg.org/ebooks/15474 (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

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