世界の神話Mythos

Norse Mythology

ゲフィウンの土地すき旅の話のお礼に、王ギュルヴィは「4頭の牛が1日と1夜ですけるだけの土地」をあたえると言った。ところがその女はアース神族のゲフィウン。巨人の国から4頭の牛をつれてきてすくと、土地はごっそりはがれて海へ運ばれ、島になった

2026年10月12日

目次
  1. プロフィール
  2. 1. 王の約束
  3. 2. 巨人の国の牛
  4. 3. 湖と島がそっくり
  5. 4. 『ヘイムスクリングラ』の語り
  6. 5. 乙女たちの女神
  7. まとめ

プレ男畑をすいたら、土地がまるごと海へ運ばれて島になった!? スケールが大きすぎる!

メル美北欧神話の女神ゲフィウンのお話なんだって。スノッリの『新エッダ』は、この話からはじまるの。

こんにちは、Dr. Taro です。 神話の解説、今回は北欧神話のゲフィウンの土地すきです。スノッリの『新エッダ』「ギュルヴィたぶらかし」第1章と36節、そしてアンダーソンが解説の中で訳した『ヘイムスクリングラ』(ユングリンガ・サガ)の一節(R.B.アンダーソン英訳、1879年、プロジェクト・グーテンベルク)を読みました。北欧神話の全体は北欧神話の入門へ。

プロフィール

ゲフィウン アース神族の女神
約束された土地 4頭の牛が1日と1夜ですけるだけの土地
4頭の牛 巨人の国ヨトゥンヘイムからつれてきた。ゲフィウンと巨人の息子たち
できた島 シェラン島(英訳では Seeland)
あとにできた湖 スウェーデンの湖(英訳では Logrinn、メーラル湖)
女神としての役目 乙女のまま亡くなった者たちは、ゲフィウンの侍女になる(36節)

1. 王の約束

2. 巨人の国の牛

メル美「1日と1夜ですけるだけ」って、こういう意味だったんだ! 王さま、びっくりしただろうね。

3. 湖と島がそっくり

プレ男湖の形と島の形が合っている…! ジグソーパズルみたいに、はめたらぴったりってこと?

4. 『ヘイムスクリングラ』の語り

5. 乙女たちの女神

『新エッダ』では、ゲフィウンが巨人の国の4頭の牛で土地をすくと、土地は海へひきだされてシェランになり、とられたあとはスウェーデンの湖になった、と書かれています。

まとめ


参考文献

  1. Snorri Sturluson. The Younger Edda; Also called Snorre’s Edda, or The Prose Edda(英訳:Rasmus B. Anderson、1879年). The Fooling of Gylfe, Chapter I “Gefjun’s Plowing” and section 36; “The Historical Odin” の Heimskringla(Ynglinga Saga)の訳文. Project Gutenberg. https://www.gutenberg.org/ebooks/18947 (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

Next Stars次に読む

  1. II北欧神話フリッグオーディンの妻で、人の運命を知っていても語らない女神。夫と「どちらの育て子がりっぱな王か」の賭けをし、侍女フッラを送って、旅人に化けたオーディンをつかまえさせた。わが子バルドルが死ぬと、フェンサリルの館でさめざめと泣いた
  2. II北欧神話オーディン知恵の泉の水を飲むため、片目を差し出した神々の父。毎朝2羽のカラスを世界に飛ばし、ルーン文字を手に入れるため、風のふく木に9夜つるされた。食べるのはワインだけ、肉は2匹の狼に
  3. II北欧神話太陽と月を追う狼むすことむすめに「月」「太陽」と名づけた男は、神々の怒りをかい、ふたりは天で太陽と月の馬車を走らせることになった。太陽がいつもいそいでいるのは、うしろから狼が追ってくるから。そして夜と昼も、馬に乗って空をめぐる