世界の神話Mythos

Egyptian Mythology

ホルスハヤブサの神。沼地でかくれて育ち、あの世から来た父オシリスにきたえられて、おじのセトと戦った「父のかたきをうつ子」。エドフの神殿の伝説では、翼のある太陽の円盤になって空にのぼり、太陽神ラーの敵をうった

2026年10月10日

青緑色にさびた金属の小像。上エジプトと下エジプトの冠をあわせた二重冠をかぶったハヤブサが立っている
「二重冠をかぶったホルスのハヤブサ」紀元前664〜30年、末期王朝時代〜プトレマイオス朝時代。銅合金。メトロポリタン美術館所蔵(パブリックドメイン)
目次
  1. プロフィール
  2. 1. 父のかたきをうつ子
  3. 2. サソリにさされた子ども
  4. 3. 翼のある円盤──エドフの伝説
  5. 4. セトとの戦い
  6. まとめ

プレ男ホルスって、ハヤブサの頭の神さまだよね。

メル美お父さんのオシリスのかたきをうった息子なんだって。

こんにちは、Dr. Taro です。 神さまの解説、今回はエジプト神話のホルスです。プルタルコス『イシスとオシリスについて』(F.C.バビット訳、1936年、ラクス・クルティウス)と、大英博物館のE.A.ウォリス・バッジ訳『神々の伝説』(1912年、プロジェクト・グーテンベルク)の英訳を読みました。エジプト神話の全体はエジプト神話の入門へ。

青緑色にさびた金属の小像。上エジプトと下エジプトの冠をあわせた二重冠をかぶったハヤブサが立っている

「二重冠をかぶったホルスのハヤブサ」紀元前664〜30年、末期王朝時代〜プトレマイオス朝時代。銅合金。メトロポリタン美術館所蔵(パブリックドメイン)

プロフィール

すがた ハヤブサ、またはハヤブサの顔の人
父母 父オシリス、母イシス
敵 おじのセト(ギリシャ名テュポン)
育ち ブトの沼地でかくれて育った
エドフの名 「ヘル・ベフデト(エドフのホルス)」

1. 父のかたきをうつ子

プルタルコスが伝える話です(くわしくはオシリス)。

2. サソリにさされた子ども

3. 翼のある円盤──エドフの伝説

バッジによると、この伝説は、上エジプトのエドフの神殿の壁に、ヒエログリフと大きな浮き彫りできざまれています。いまの形はプトレマイオス朝時代のものですが、中身はもっと古いといいます。

プレ男翼のある太陽の円盤に変身! かっこいい!

4. セトとの戦い

メル美悪口を言ったら、トトに「くさい顔」ってあだ名をつけられちゃった…!

プルタルコスによると、ホルスは「いちばん気高いことは、父と母がうけた悪にむくいること」と答えて、父オシリスをよろこばせています。

まとめ


参考文献

  1. Plutarch. Isis and Osiris, chapters 18–19(英訳:F.C. Babbitt、Loeb Classical Library, Moralia Vol. V、1936年). LacusCurtius. https://penelope.uchicago.edu/Thayer/E/Roman/Texts/Plutarch/Moralia/Isis_and_Osiris*/A.html (閲覧日:2026年10月10日)
  2. E.A. Wallis Budge. Legends of the Gods: The Egyptian Texts, edited with Translations(1912年). The Legend of Heru-Behutet and the Winged Disk; The Legend of the Death and Resurrection of Horus, and Other Magical Texts. Project Gutenberg. https://www.gutenberg.org/ebooks/9411 (閲覧日:2026年10月10日)
  3. メトロポリタン美術館. Horus falcon in double crown, Late Period–Ptolemaic Period, 664–30 BCE(86.1.72、パブリックドメイン). https://www.metmuseum.org/art/collection/search/570710 (閲覧日:2026年10月10日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

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  1. Vエジプト神話イシス「ことばの力の女主人」とよばれた魔法の女神。夫オシリスをさがしてエジプトじゅうを歩き、7匹のサソリをつれて沼地にかくれ、わが子ホルスが毒にたおれると、その声で太陽の舟まで止めた
  2. Vエジプト神話オシリス人びとに作物の育て方と法律を教えた王は、弟セトの「ぴったりの箱」にとじこめられた。妻イシスは子どもたちにまで聞いてまわり、遠いビブロスの柱の中から箱を見つけ出す。そして子ホルスとセトの戦いへ
  3. Vエジプト神話ラー「朝はケペラ、昼はラー、夕べはトゥム」——自分で生まれ、目をひらけば光、とじれば闇の太陽の神。でも年をとって、女神イシスに「秘密の名前」を明かすはめに。毒ヘビ1匹で、神々の王がふるえた