世界の神話Mythos

Japanese Mythology

ヤタガラスと神武東征熊野の山で道をうしなったカムヤマトイハレ彦(神武天皇)のもとへ、天から送られた道案内のカラス。『日本書紀』では、アマテラスが夢で「頭八咫烏を送ろう」と告げ、さらに大和の戦いでは、金色のトビが弓の先にとまって光りかがやいた

2026年10月10日

錦絵。毛皮をはおり白い衣を着た長いひげの人物が、弓を手に立ち、弓の先に金色の大きな鳥がとまっている。まわりの兵士たちは光にまぶしそうにしている
月岡芳年「大日本史略図会 第一代 神武天皇」1880年、錦絵(3枚続きの中央部分を切り出し)。ウィキメディア・コモンズ(パブリックドメイン。作者は1892年没)。『日本書紀』の金色のトビ(金鵄)の場面です
目次
  1. プロフィール
  2. 1. 「もっと東へ」
  3. 2. 熊野の大きな熊と、天からの剣
  4. 3. ヤタガラスの道案内
  5. 4. 『日本書紀』のヤタガラス
  6. 5. 金色のトビ
  7. まとめ

プレ男ヤタガラスって、3本足のカラスだよね! 道案内の神さまって聞いたことある。

メル美『古事記』と『日本書紀』で、何て書かれているか確かめてみよう。

こんにちは、Dr. Taro です。 神さまの解説、今回は日本神話のヤタガラスと、カムヤマトイハレ彦(のちの神武天皇)の「東征」です。『古事記』(武田祐吉訳、青空文庫)と、『日本書紀』巻第三(ウィキソース)を読みました。日本神話の全体は日本神話の入門へ。

錦絵。毛皮をはおり白い衣を着た長いひげの人物が、弓を手に立ち、弓の先に金色の大きな鳥がとまっている。まわりの兵士たちは光にまぶしそうにしている

月岡芳年「大日本史略図会 第一代 神武天皇」1880年、錦絵(3枚続きの中央部分を切り出し)。ウィキメディア・コモンズ(パブリックドメイン。作者は1892年没)。『日本書紀』の金色のトビ(金鵄)の場面です

プロフィール

名前 八咫烏(『古事記』)、頭八咫烏(『日本書紀』)
送った神 『古事記』では高木の神、『日本書紀』ではアマテラス(夢のお告げ)
役目 熊野から大和への道案内。大和の豪族たちのもとへの使い
案内した人 カムヤマトイハレ彦(のちの神武天皇)。トヨタマヒメの孫
足の数 『古事記』『日本書紀』の該当箇所には、書かれていません

プレ男えっ、3本足とは書いてないんだ!

1. 「もっと東へ」

『古事記』中の卷「神武天皇」の段です。

2. 熊野の大きな熊と、天からの剣

3. ヤタガラスの道案内

メル美道案内だけじゃなくて、交渉の使いもしていたんだね。

4. 『日本書紀』のヤタガラス

『日本書紀』巻第三(神武天皇)では、少しちがう形で語られます。

5. 金色のトビ

『日本書紀』では、アマテラスが夢で「頭八咫烏を送ろう。道案内にしなさい」と告げ、カラスが空からまいおりてきました。

まとめ


参考文献

  1. 『古事記』武田祐吉訳. 中の卷「一、神武天皇」(東征、速吸の門、イツセの命、熊野から大和へ、久米歌). 青空文庫. https://www.aozora.gr.jp/cards/001518/card51732.html (閲覧日:2026年10月10日)
  2. 『古事記』中卷(原文、地名の確認に使用). ウィキソース. https://zh.wikisource.org/wiki/古事記/中卷 (閲覧日:2026年10月10日)
  3. 『日本書紀』卷第三(神日本磐余彦天皇 神武天皇). ウィキソース. https://zh.wikisource.org/wiki/日本書紀/卷第三 (閲覧日:2026年10月10日)
  4. 月岡芳年「大日本史略図会 第一代 神武天皇」1880年. Wikimedia Commons, File:Portrait-Emperor-Jimmu-by-Tsukioka-Yoshitoshi-1880.png(パブリックドメイン). https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Portrait-Emperor-Jimmu-by-Tsukioka-Yoshitoshi-1880.png (閲覧日:2026年10月10日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

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