世界の神話Mythos

Japanese Mythology

トヨタマヒメ海の神の宮殿で、井戸の上の桂の木にいる山幸彦を見つけた海神の娘。3年の結婚のあと、浜辺の鵜の羽の産屋で「わたくしを見ないで」とたのんだのに、のぞかれた。姫は八丈もある鰐の姿で子を生み、海の道をふさいで帰っていった

2026年10月10日

縦長の油絵。桂の木の上に若い男がすわり、その下の井戸のそばで、赤い衣の女の人と白い衣の女の人が、つぼを持って男を見あげている
青木繁「わだつみのいろこの宮」1907年。油彩、カンヴァス。アーティゾン美術館所蔵。ウィキメディア・コモンズ(パブリックドメイン。作者は1911年没)。『古事記』の海の宮殿の場面で、桂の木にすわる山幸彦と、井戸のそばのトヨタマヒメ・侍女がえがかれています
目次
  1. プロフィール
  2. 1. なくした釣り針
  3. 2. 海の宮殿の井戸
  4. 3. 3年目のため息
  5. 4. 「わたくしを見ないでください」
  6. 5. 海の道をふさいで
  7. まとめ

プレ男海幸彦と山幸彦の話って、どんな話?

メル美海の宮殿で出会うお姫さまが、トヨタマヒメなんだって。最後は「見ないで」の約束の話になるの。

こんにちは、Dr. Taro です。 神さまの解説、今回は日本神話のトヨタマヒメです。『古事記』(武田祐吉訳、青空文庫)を読みました。日本神話の全体は日本神話の入門へ。

縦長の油絵。桂の木の上に若い男がすわり、その下の井戸のそばで、赤い衣の女の人と白い衣の女の人が、つぼを持って男を見あげている

青木繁「わだつみのいろこの宮」1907年。油彩、カンヴァス。アーティゾン美術館所蔵。ウィキメディア・コモンズ(パブリックドメイン。作者は1911年没)。『古事記』の海の宮殿の場面で、桂の木にすわる山幸彦と、井戸のそばのトヨタマヒメ・侍女がえがかれています

プロフィール

名前 トヨタマ姫(豊玉毘売)
父 海の神(ワタツミ)
夫 ホヲリ(山幸彦、またの名をヒコホホデミ)。コノハナサクヤヒメの子
子 ウガヤフキアヘズ。その子がカムヤマトイハレ彦(神武天皇)
妹 タマヨリ姫(ウガヤフキアヘズを育て、のちにその妻になる)
本当の姿 「八丈もある長い鰐(わに)」

1. なくした釣り針

2. 海の宮殿の井戸

メル美上の絵は、まさにこの井戸の場面なんだね。

3. 3年目のため息

4. 「わたくしを見ないでください」

『古事記』の「トヨタマ姫」の段です。

プレ男「見ないで」って言われたのに…。イザナギがイザナミをのぞいた話と同じだ。

5. 海の道をふさいで

『古事記』のトヨタマ姫は、のぞかれたことをうらみながらも恋しさにたえられず、妹のタマヨリ姫に歌をそえて送りました。

まとめ


参考文献

  1. 『古事記』武田祐吉訳. 上卷「海幸と山幸」「トヨタマ姫」. 青空文庫. https://www.aozora.gr.jp/cards/001518/card51732.html (閲覧日:2026年10月10日)
  2. 青木繁「わだつみのいろこの宮」1907年(アーティゾン美術館所蔵). Wikimedia Commons, File:AOKI Shigeru - Paradise under the Sea.jpg(パブリックドメイン). https://commons.wikimedia.org/wiki/File:AOKI_Shigeru_-_Paradise_under_the_Sea.jpg (閲覧日:2026年10月10日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

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  1. III日本神話成り立ちと大まかなあらすじ712年の『古事記』と720年の『日本書紀』。28歳の稗田阿礼がよみならい、太安万侶が書きとめた。天地のはじめから国生み、天の岩戸、国ゆずり、天孫降臨、そして初代の天皇へ
  2. III日本神話コノハナサクヤヒメ天から降りたニニギが海辺で出会った「木の花の咲くや姫」。姉の石長姫を返したことで、天皇の命は花のようにはかなくなった。疑われた姫は、戸のない産屋に火をつけ、炎の中で3人の子を生んだ
  3. III日本神話タケミカヅチ火の神を斬った剣の血から生まれた、剣と雷の神。出雲の浜で剣を波にさかさに立て、その切っ先にあぐらをかいて「この国をゆずるか」と大国主にせまった。力くらべをいどんだタケミナカタの手を「若い葦のように」にぎりつぶし、諏訪まで追いつめた