世界の神話Mythos

Celtic Mythology

リアンノンどんなにはやい馬で追っても、ゆっくり進む白い馬の女性には追いつけない。王プウィスが「止まってください」とたのむと、「もっと早くそう言えば、馬もつかれずにすんだのに」。のちに、いわれのない罪を着せられ、7年のつぐないにたえた王妃

2026年10月10日

ペン画の丸い挿絵。ベールをかぶった女性が横向きに馬に乗り、ふりかえっている。左に「I JOURNEY ON MINE OWN ERRAND(わたしは自分の用で旅をしています)」と書かれている
ジョン・D・バッテン「わたしは自分の用で旅をしています」(J.ジェイコブズ編『続ケルトの妖精物語』1895年の挿絵)。ウィキメディア・コモンズ(パブリックドメイン)
目次
  1. プロフィール
  2. 1. 追いつけない白い馬
  3. 2. 「わたしの旅の目的は、あなた」
  4. 3. いなくなった赤ちゃん
  5. 4. 7年のつぐない
  6. 5. 子馬と赤ちゃん
  7. まとめ

プレ男ゆっくり進んでいるのに、どんなにはやい馬でも追いつけない? どういうこと?

メル美ウェールズのリアンノンっていう女性のお話なんだって。ちょっとユーモアもあって、でもつらいことにもたえる人なの。

こんにちは、Dr. Taro です。 神話の解説、今回はケルト神話(ウェールズ)のリアンノンです。ウェールズの中世の物語集『マビノギオン』の「ダヴェドの王プウィス」を、シャーロット・ゲストの英訳(Project Gutenberg)で読みました。ケルト神話の全体はケルト神話の入門へ。

ペン画の丸い挿絵。ベールをかぶった女性が横向きに馬に乗り、ふりかえっている。左に「I JOURNEY ON MINE OWN ERRAND(わたしは自分の用で旅をしています)」と書かれている

ジョン・D・バッテン「わたしは自分の用で旅をしています」(J.ジェイコブズ編『続ケルトの妖精物語』1895年の挿絵)。ウィキメディア・コモンズ(パブリックドメイン)

プロフィール

リアンノン ヘヴェイズ・ヘーンの娘
夫 ダヴェドの王プウィス
息子 プラデリ(はじめの名はグーリ・ワスト・エイリン)
乗っていた馬 大きな白い馬
つぐない 7年のあいだ、城門の馬乗り台のそばで、客を背負って運ぶ

1. 追いつけない白い馬

メル美追いかけるより、まず「止まって」ってお願いすればよかったんだね(笑)。

2. 「わたしの旅の目的は、あなた」

プレ男リアンノンのほうから会いにきて、自分で相手をえらんだんだ! かっこいい。

3. いなくなった赤ちゃん

4. 7年のつぐない

メル美何もしていないのに、毎日そんなつぐないを…。それでもみんな、背負われるのをことわったんだね。

5. 子馬と赤ちゃん

ゲスト訳の『マビノギオン』では、息子がもどったとき、リアンノンが「わたしの心配は終わりました」と言ったことから、子はプラデリ(心配)と名づけられました。

まとめ


参考文献

  1. Lady Charlotte Guest(英訳). The Mabinogion. “Pwyll Prince of Dyved” と注. Project Gutenberg. https://www.gutenberg.org/ebooks/5160 (閲覧日:2026年10月10日)
  2. ウィキメディア・コモンズ. Page 30 illustration in More Celtic Fairy Tales(John D. Batten、1895年、パブリックドメイン). https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Page_30_illustration_in_More_Celtic_Fairy_Tales.png (閲覧日:2026年10月10日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

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