世界の神話Mythos

Japanese Mythology

タヂマモリ天皇の命令で、海のかなたの常世の国へ「ときじくのかくの木の実」をさがしに行った男。10年かけて持ち帰ったとき、天皇はもう亡くなっていた。その木の実とは、いまのタチバナのこと

2026年10月10日

白黒の版画。タチバナのような木のそばで、ひとりの男が顔をおおって、身をかがめて泣いている
菊池容斎『前賢故実』の「田道間守」(1903年の刊本より)。ウィキメディア・コモンズ(パブリックドメイン)
目次
  1. プロフィール
  2. 1. 常世の国へ
  3. 2. 10年の旅
  4. 3. まにあわなかった実
  5. まとめ

プレ男「ときじくのかくの木の実」って、なんだか呪文みたい。

メル美いつでもかおる、ふしぎな木の実なんだって。それをさがしに、10年も旅をした人がいるの。

こんにちは、Dr. Taro です。 神話の解説、今回は日本神話のタヂマモリ(田道間守)です。『古事記』中巻の垂仁天皇の段「時じくの香の木の実」を武田祐吉の現代語訳(青空文庫)で、『日本書紀』巻第六(垂仁天皇)の原文をウィキソースで読みました。日本神話の全体は日本神話の入門へ。

白黒の版画。タチバナのような木のそばで、ひとりの男が顔をおおって、身をかがめて泣いている

菊池容斎『前賢故実』の「田道間守」(1903年の刊本より)。ウィキメディア・コモンズ(パブリックドメイン)

プロフィール

名前 タヂマモリ(『日本書紀』では田道間守)
つかえた天皇 垂仁天皇
子孫 三宅の連(みやけのむらじ)の祖先
さがしたもの ときじくのかくの木の実(『日本書紀』では非時香菓)
行った国 海のかなたの常世(とこよ)の国
木の実の正体 いまのタチバナ

1. 常世の国へ

2. 10年の旅

メル美神仙のすむ国まで、たったひとりで10年…。すごい忠実な人だね。

3. まにあわなかった実

プレ男やっと帰ってきたのに、いちばん見せたかった人がもういない…。せつないね。

『古事記』では、タヂマモリが常世の国から持ち帰った「時じくの香の木の実」は、いまのタチバナのことだと書かれています。

まとめ


参考文献

  1. 『古事記』武田祐吉訳. 中卷「垂仁天皇」の「時じくの香の木の實」. 青空文庫. https://www.aozora.gr.jp/cards/001518/card51732.html (閲覧日:2026年10月10日)
  2. 『日本書紀』卷第六(垂仁天皇九十年、九十九年の条と翌年の記事). ウィキソース. https://zh.wikisource.org/wiki/日本書紀/卷第六 (閲覧日:2026年10月10日)
  3. ウィキメディア・コモンズ. Tajimamori(菊池容斎『前賢故実』、1903年刊本、パブリックドメイン). https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Tajimamori.jpg (閲覧日:2026年10月10日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

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