世界の神話Mythos

Egyptian Mythology

湖の水を2つにかさねた魔術師退屈したスネフェル王のために、宮殿の湖で舟あそび。ところが、舟をこぐ娘のマラカイトの飾りが水に落ちた。「かわりをあげよう」「いいえ、わたしのがほしいのです」。よばれた朗読神官ジャジャエムアンクが呪文をとなえると、湖の水は半分がもう半分の上にかさなった

2026年10月12日

目次
  1. プロフィール
  2. 1. 退屈な王
  3. 2. 水に落ちた飾り
  4. 3. かさなった湖の水
  5. 4. クフ王のそなえもの
  6. まとめ

プレ男湖の水をたたんで、落としものを見つける!? すごい魔法!

メル美古代エジプトの魔術師の話なんだって。しかも、きっかけは小さな飾りの落としものなの。

こんにちは、Dr. Taro です。 神話の解説、今回はエジプトの、湖の水を2つにかさねた魔術師です。W.M.フリンダーズ・ペトリ編『エジプトの物語(パピルスからの翻訳)第1集』(1895年、プロジェクト・グーテンベルク)の「魔術師たちの話」のうち「バウフラーの話」を読みました。同じ「魔術師たちの話」の、つぎの話は魔術師デディと3人の王の誕生へ。エジプト神話の全体はエジプト神話の入門へ。

この記事の人名は、ペトリの英訳の表記(Bau-f-ra、Zazamankh、Seneferu、Khufu)をもとに、バウフラー、ジャジャエムアンク、スネフェル、クフと書いています。

プロフィール

語り手 王子バウフラー。クフ王の前で語った
王 スネフェル王(クフ王の父)
魔術師 朗読神官で書記のジャジャエムアンク
落としもの 新しいマラカイトの飾り
湖の深さ まんなかで12キュビット → 水をかさねると24キュビット
お礼 クフ王は、スネフェル王とジャジャエムアンクにそなえものをした

1. 退屈な王

2. 水に落ちた飾り

メル美「かわりじゃなくて、わたしのがいいの!」って、気持ちわかるなあ。思い出の飾りだったのかも。

3. かさなった湖の水

プレ男湖の水を半分にたたんで、底のかけらの上の飾りを見つけた…! 深さが倍になったって、ちゃんと書いてあるのもおもしろいね。

4. クフ王のそなえもの

ペトリの英訳では、朗読神官ジャジャエムアンクが魔法の言葉をとなえると、湖の水の一方がもう一方の上にかさなり、まんなかで12キュビットの深さが24キュビットになった、と書かれています。

まとめ


参考文献

  1. W. M. Flinders Petrie(編). Egyptian Tales, Translated from the Papyri, First Series(1895). “Tales of the Magicians: Baufra’s Tale”. Project Gutenberg. https://www.gutenberg.org/ebooks/7386 (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

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  1. Vエジプト神話魔術師デディと3人の王の誕生110歳の魔術師デディは、クフ王の前で、首を切られたガチョウをもとどおりにしてみせた。「人ではためさないでください」。そして予言した。「ラーの神官の妻が、のちに王となる3人の子を生みます」。女神たちは踊り子の姿で、そのお産を助けにいった
  2. VVエジプト神話雄弁な農夫ロバに塩や薬草をつんで旅していた農夫は、道に布をしいたずるい男に、ロバも荷もうばわれた。農夫は役人のもとへうったえに行き、9回もたのみつづけた。その言葉があまりに美しいので、王は「返事をせずに、もっと話させよ。そのあいだ、家族の食べものはこっそり送れ」と命じた
  3. Vエジプト神話難破した水夫嵐で船がしずみ、ただひとり流れついた島。雷のような音とともにあらわれたのは、金の体に青い石の色をした、長さ30キュビトの大きなヘビ。「こわがるな、小さき者よ。4か月たてば、ふるさとの船が来る」