大人の教養An Evening of Culture

第一幕Act I — Love & Letters

伊藤左千夫『野菊の墓』「民さんは野菊のような人だ」「政夫さんはりんどうのような人」。15歳の少年と2つ年上のいとこの、言葉にしきれなかった初恋。矢切の渡しの村から

No.0542026年10月5日

伊藤左千夫の小説『野菊の墓』(1906年「ホトトギス」初出)。千葉の矢切村の旧家の少年・政夫(15歳)と、母の看病に来ていたいとこの民子(17歳)は、大の仲よし。二人きりの綿つみの帰り道、政夫は野菊を摘んで「民さんは野菊のような人だ」と言い、民子は竜胆の花を見て「政夫さんはりんどうのような人だ」と返します。けれども、年上であることや家の事情から二人は引きはなされ、民子は望まない結婚をします。青空文庫の原文から紹介します。

目次
  1. 作品と作家
  2. 政夫と民子
  3. 「民さんは野菊のような人だ」
  4. 「政夫さんはりんどうのような人だ」
  5. 引きはなされる二人
  6. 野菊の墓
  7. まとめ

メル美『野菊の墓』って、明治の有名な初恋小説だよね。

プレ男題名に「墓」が入ってるってことは、悲しい話なのかな…。

今回は、伊藤左千夫の小説『野菊の墓』です。青空文庫の原文(底本:河出書房『日本文学全集別巻1 現代名作集』)で読みました。

作品と作家

作品 『野菊の墓』
作者 伊藤左千夫(1864年9月18日〜1913年7月30日)
初出 「ホトトギス」1906年(明治39年)1月
語り手 「僕」=政夫。10年あまり前の思い出を語る
舞台 松戸から2里ほど下り、矢切の渡しを東へわたった矢切村の旧家

政夫と民子

「民さんは野菊のような人だ」

プレ男「好き」って言わずに、「野菊のような人」って…!

「政夫さんはりんどうのような人だ」

引きはなされる二人

メル美本人がいやだって言っているのに…。

野菊の墓

伊藤左千夫の『野菊の墓』は、1906年(明治39年)1月の「ホトトギス」に発表されました。政夫は7日間通って、民子の墓のまわりを野菊でいっぱいにしました。

まとめ


参考文献

  1. 伊藤左千夫. 野菊の墓(初出:「ホトトギス」1906年1月。底本:日本文学全集別巻1 現代名作集、河出書房). 青空文庫. https://www.aozora.gr.jp/cards/000058/card647.html (閲覧日:2026年10月5日)
  2. 青空文庫. 作家別作品リスト:伊藤左千夫(生年・没年). https://www.aozora.gr.jp/index_pages/person58.html (閲覧日:2026年10月5日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。