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妊娠中・授乳中のアレルギー

赤ちゃんのアレルギー予防のために、お母さんが特定の食べ物をがまんする必要はない(効果がなく、栄養によくない)。かゆみ止めの抗ヒスタミン薬は、日本で承認されているもので赤ちゃんの形の異常の報告はない

2026年10月10日

妊娠中や授乳中のアレルギーについて、日本産婦人科医会の研修ノート(医師向け)をもとにまとめました。親のアレルギーが単純に赤ちゃんに遺伝するという根拠はなく、妊娠中・授乳中にお母さんが赤ちゃんのアレルギー予防のために特定の食べ物を控えることは、効果が否定されているうえ、お母さんの栄養によくないため、すすめられていません。花粉症やじんましんなどに使う抗ヒスタミン薬は、日本で承認されているものはすべて、赤ちゃんの形の異常(催奇形性)の報告がないとされています。

目次
  1. 食べ物をがまんしても、赤ちゃんのアレルギーは防げない
  2. 抗ヒスタミン薬(花粉症・じんましんの薬)
  3. 薬のアレルギーがある人は、妊娠前に
  4. 妊娠中のワクチンの副反応
  5. まとめ

メル美わたし、卵アレルギーなの。赤ちゃんにうつらないように、妊娠中は卵や牛乳をひかえたほうがいいのかな。

プレ男花粉症の薬も、妊娠中は飲めないのかな。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、妊娠中・授乳中のアレルギーの話です。日本産婦人科医会の研修ノート「No111 合併症妊娠」の「食物アレルギー・医薬品アレルギー・ワクチン副反応」(医師向け)をもとにまとめました。

食べ物をがまんしても、赤ちゃんのアレルギーは防げない

研修ノートによると、

プレ男がまんしても予防にならないうえに、お母さんの栄養にもよくないんだね。

もちろん、お母さん自身にアレルギーがある食べ物は、これまでどおり避けます。研修ノートでは、食物アレルギーの管理の基本は「正しい診断にもとづいた原因の食べ物の除去」としています。

赤ちゃんのアレルギー予防のために、お母さんが特定の食べ物をがまんすることは、効果が否定されているうえ、お母さんの栄養にもよくないとされています。

抗ヒスタミン薬(花粉症・じんましんの薬)

研修ノートによると、

自分で市販薬を選ぶ前に、妊娠中の薬の考え方は妊娠中の薬も見てください。

薬のアレルギーがある人は、妊娠前に

研修ノートによると、

妊娠中のワクチンの副反応

研修ノートによると、

妊娠中のワクチンについては、妊娠中の予防接種を見てください。

まとめ


参考文献

  1. 公益社団法人日本産婦人科医会. 研修ノート No111 合併症妊娠「13.食物アレルギー・医薬品アレルギー・ワクチン副反応」((1)食物アレルギー、(4)蕁麻疹などアレルギー症状を有する妊婦・授乳婦に対する薬物治療、(5)プレコンセプションケア、(6)アレルギーが児に移行しない注意点、(7)ワクチンの副反応). https://www.jaog.or.jp/notes/note20015/ (閲覧日:2026年10月10日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。