性教育Sex Education

Pregnancy

妊娠中・授乳中の薬の情報が少ないのはなぜ?

妊婦や授乳中の人は、薬の臨床試験から長く外されてきた。WHOは2026年10月、試験に参加できるようにするための知識ポータルを公開

2026年10月12日

妊娠中や授乳中に使う薬やワクチンの情報が少ない理由について、世界保健機関(WHO)の2026年10月9日のイベントページと、国立成育医療研究センター「妊娠と薬情報センター」のページをもとにまとめました。妊娠中・授乳中の女性は長く臨床試験から外されてきたため、薬の安全性や効果の根拠が足りません。WHOは、研究から外しても危険がなくなるわけではなく、根拠の少ない実際の診療に危険が移るだけだとして、妊娠中・授乳中の女性が安全に試験に参加できるようにするための知識ポータルを公開しました。日本では、妊娠と薬情報センターが、妊娠中に使った薬の情報を集める調査を行っています。

目次
  1. 妊娠中・授乳中の人は、臨床試験から外されてきた
  2. 外しても、危険はなくならない
  3. 日本では:妊娠と薬情報センター
  4. まとめ

メル美妊娠中に飲める薬を調べたら、「安全性は確立していない」って書いてあることが多くて不安になったの。

プレ男どうして、はっきりわからないんだろう。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、妊娠中・授乳中の薬の情報が少ない理由の話です。世界保健機関(WHO)の2026年10月9日のイベントページ「Launch of the knowledge portal for the inclusion of pregnant and lactating women in clinical trials」と、国立成育医療研究センター「妊娠と薬情報センター」のページをもとにまとめました。

妊娠中・授乳中の人は、臨床試験から外されてきた

WHOによると、

妊娠中・授乳中の女性は長く臨床試験から外されてきたため、薬やワクチンの安全性の根拠が足りていません。WHOは、研究から外しても危険がなくなるわけではないとしています。

外しても、危険はなくならない

WHOは、

日本では:妊娠と薬情報センター

国立成育医療研究センターの「妊娠と薬情報センター」は、

プレ男「わからない」から何も飲めないんじゃなくて、相談できる場所があるんだね。自己判断でやめないことも大事なんだな。

妊娠中の薬の基本は妊娠中の薬、授乳中は授乳中の薬を見てください。持病の薬の添付文書が変わった例は双極性障害・統合失調症があって妊娠を考えたらを見てください。

まとめ


参考文献

  1. World Health Organization. Launch of the knowledge portal for the inclusion of pregnant and lactating women in clinical trials (Event, 9 October 2026). https://www.who.int/news-room/events/detail/2026/10/09/default-calendar/launch-of-the-knowledge-portal-for-the-inclusion-of-pregnant-and-lactating-women-in-clinical-trials (閲覧日:2026年10月12日)
  2. 国立成育医療研究センター. 妊娠と薬情報センター. https://www.ncchd.go.jp/kusuri/ (閲覧日:2026年10月12日)
  3. 国立成育医療研究センター 妊娠と薬情報センター. 登録研究への協力のお願い. https://www.ncchd.go.jp/kusuri/supporter/index.html (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。