予防2026年10月12日

性感染症の「セルフケア」(WHO、2026年7月):コンドーム、自分で採る検体(クラミジア・淋菌・HPV)、自分でする検査(HIV・C型肝炎・梅毒)。ただし陽性なら必ず医療機関へ

世界保健機関(WHO)は2026年7月28日、HIV、ウイルス性肝炎、性感染症などのセルフケアをすすめる発表をしました。WHOは、コンドームを正しく毎回使うこと、クラミジア・淋菌・HPVの検査のために自分で検体を採ること(自己採取)、HIV・C型肝炎・梅毒の自己検査をすすめ、または支持しています。自分で採る・調べる方法は、人目を気にせず、好きな時間と場所で検査を受けやすくします。こころの健康、睡眠、運動、たばこやお酒を控えることもセルフケアの一部です。日本では、自己検査や郵送検査はスクリーニングで、陽性なら医療機関での確認が必要です。

目次
  1. セルフケアとは
  2. WHOがすすめるセルフケア
  3. こころと体のセルフケアも
  4. 日本では
  5. まとめ

メル美病院に行くのがはずかしくて……。自分で検査できる方法ってあるのかな。

プレ男WHOも「セルフケア」をすすめているって聞いたよ。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、性感染症の「セルフケア」の話です。世界保健機関(WHO)の発表「WHO champions self-care for HIV, TB, hepatitis, sexually transmitted infections and mental health」(2026年7月28日)をもとにまとめました。

セルフケアとは

WHOによると、セルフケアとは、本人や家族、地域の人が、医療者の助けがあってもなくても、健康を守り、病気を防ぎ、病気とつきあっていく力のことです。人目を気にせず、自分の都合で検査や予防ができるようにすることで、検査の受けにくさをへらし、感染の広がりを止めることをめざしています。

WHOがすすめるセルフケア

WHOによると、

自分で採る検体や自己検査は、検査を受けやすくする方法です。ただ、結果が陽性だったら、ひとりで抱えこまずに、必ず医療機関で確認と治療を受けてください。

こころと体のセルフケアも

WHOは、ほかにも、

も大切だとしています。

プレ男検査だけじゃなくて、こころや生活のことも「セルフケア」なんだね。

日本では

日本の郵送検査はスクリーニング(ふるい分け)検査で、陽性なら医療機関で確認の検査が必要です。くわしくは性感染症の検査はどこで受ける?郵送検査と医療機関の検査のちがい、検査の方法は性感染症の検査って何をするの?を見てください。

日本で売られている「研究用」の検査キットについては、「研究用」の性感染症の検査キットに注意を見てください。

まとめ


参考文献

  1. World Health Organization. WHO champions self-care for HIV, TB, hepatitis, sexually transmitted infections and mental health(28 July 2026). https://www.who.int/news/item/28-07-2026-who-champions-self-care-for-hiv--tb--hepatitis--sexually-transmitted-infections-and-mental-health (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。