お酢の種類:「醸造酢」と「合成酢」。穀類を1Lに40g以上で「穀物酢」、そのうち米40g以上で「米酢」、米180g以上で褐色〜黒褐色なら「米黒酢」。果実の搾汁300g以上で「果実酢」、りんごなら「りんご酢」(食品表示基準)
国のルールである食品表示基準(内閣府令)の別表第3・第4によると、食酢は「醸造酢」と「合成酢」に分かれます。醸造酢は、穀類・果実・野菜などやアルコールを原料に酢酸発酵させた液体調味料で、氷酢酸や酢酸を使っていないものです。合成酢は、氷酢酸や酢酸を薄めたものに砂糖類などを加えたものなどです。穀物酢は穀類の使用量が醸造酢1Lにつき40g以上のもので、そのうち米が40g以上のものが「米酢」、米(または米と小麦・大麦)だけを180g以上使い、発酵・熟成で褐色または黒褐色になったものが「米黒酢」、大麦だけで180g以上なら「大麦黒酢」です。果実酢は果実の搾汁が1Lにつき300g以上のもので、りんごの搾汁300g以上なら「りんご酢」、ぶどうなら「ぶどう酢」です。名称は「米酢」「穀物酢」「りんご酢」「果実酢」「醸造酢」「合成酢」などと表示します。

メル美スーパーのお酢、「穀物酢」「米酢」「黒酢」っていろいろあるよね。

プレ男国のルールで、原料をどれだけ使ったかで名前が決まってるんだって。
今回は、お酢の種類です。国のルールである「食品表示基準」(内閣府令)の別表第3・第4で確認した内容をまとめました。
「醸造酢」と「合成酢」
| 種類 | 意味 |
|---|---|
| 醸造酢 | 穀類・果実・野菜などやアルコールを原料に酢酸発酵させた液体調味料で、氷酢酸や酢酸を使っていないもの |
| 合成酢 | 氷酢酸や酢酸を薄めたものに、砂糖類などを加えたものなど |
醸造酢の種類(醸造酢1Lあたりの使用量)
| 名称 | 条件 |
|---|---|
| 穀物酢 | 穀類を40g以上(穀類と果実以外の農産物・蜂蜜は使わない) |
| 米酢 | 穀物酢のうち、米を40g以上(米黒酢を除く) |
| 米黒酢 | 米(または米と小麦・大麦)だけを使い、米180g以上で、発酵・熟成で褐色〜黒褐色になったもの |
| 大麦黒酢 | 大麦だけを180g以上使い、褐色〜黒褐色になったもの |
| 果実酢 | 果実の搾汁を300g以上 |
| りんご酢 | 果実酢のうち、りんごの搾汁300g以上 |
| ぶどう酢 | 果実酢のうち、ぶどうの搾汁300g以上 |

プレ男黒酢は、米を180g以上使って、色が黒っぽくなったものなんだ。
野菜や蜂蜜のお酢
- 穀類や果実を使わず、決められた量以上の野菜などを使った醸造酢は、「醸造酢(○○酢)」と表示できます(1Lあたり:たまねぎ300g、にんじん330g、トマト570g、蜂蜜30gなど)
- 2種類以上の野菜を使ったものは「醸造酢(野菜酢)」と表示できます
名称の書き方
- 「米酢」「米黒酢」「大麦黒酢」「穀物酢」「りんご酢」「ぶどう酢」「果実酢」「醸造酢」「合成酢」と表示します

メル美ラベルの名前を見れば、何からつくったお酢かがわかるんだね。

食品表示基準では、醸造酢1Lにつき穀類40g以上が穀物酢、そのうち米40g以上が米酢、果実の搾汁300g以上が果実酢です。
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「黒酢」「静置発酵」の表示のルールは、食品に書いてはいけない言葉もどうぞ
まとめ
- お酢は醸造酢(発酵)と合成酢(氷酢酸・酢酸を使う)
- 穀物酢=穀類40g以上/L、米酢=米40g以上/L
- 米黒酢=米180g以上/Lで褐色〜黒褐色
- 果実酢=搾汁300g以上/L、りんご酢・ぶどう酢も
参考文献
- 食品表示基準(平成27年内閣府令第10号)別表第3・別表第4. e-Gov法令検索. https://laws.e-gov.go.jp/law/427M60000002010 (閲覧日:2026年10月12日)
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。