東京都の梅毒(2025年):3,386人の報告で前の年より減ったが、2006年の約25倍。女性の約7割は20代。症状のない人が約3割
東京都感染症情報センターの「梅毒の流行状況(東京都 2006年〜2025年のまとめ)」(2026年1月9日現在)と、公開されている報告数の内訳をもとに、東京都の2025年の梅毒をまとめました。2025年の報告は3,386人で、2024年の3,760人より減りましたが、2006年(132人)の約25倍です。男性は2,213人で30代(589人)・20代(546人)が多く、女性は1,171人で、20代が795人と約7割をしめています。症状のない「無症状病原体保有者」は908人(約27%)でした。推定感染経路は、女性の8割以上、男性の約半分が異性間の性的接触でした。

プレ男東京は梅毒が多いって聞くけど、どのくらいなの?

メル美女の人は20代が多いって聞いたことがあるよ。
こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、東京都の2025年の梅毒の話です。東京都感染症情報センターの「梅毒の流行状況(東京都 2006年〜2025年のまとめ)」と、そこで公開されている報告数の内訳(2026年1月9日現在)をもとにまとめました。
2025年は3,386人
東京都感染症情報センターによると、
- 2025年の東京都の梅毒の報告は3,386人で、2024年(3,760人)より減りました
- それでも、2006年(132人)とくらべると約25倍です
男女・年齢
報告数の内訳によると、2025年は、
| 合計 | 多い年齢 | |
|---|---|---|
| 男性 | 2,213人 | 30代 589人、20代 546人、40代 497人、50代 345人 |
| 女性 | 1,171人 | 20代 795人、30代 172人、10代 92人 |
でした。
- 女性は20代が795人で、女性の約7割をしめています
- 男性は20代から50代まで、幅広い年齢で報告されています
- 10代の報告は、男性33人、女性92人でした

2025年の東京都の梅毒の報告は3,386人で、前の年より減りましたが、2006年の約25倍です。女性では20代が約7割をしめ、症状のない人も約3割いました。
症状のない人が約3割
報告数の内訳(病型別)によると、2025年は、
| 病型 | 人数 |
|---|---|
| 無症状病原体保有者(症状なし) | 908人 |
| 早期顕症梅毒(第1期) | 1,358人 |
| 早期顕症梅毒(第2期) | 1,076人 |
| 晩期顕症梅毒 | 38人 |
| 先天梅毒 | 6人 |
で、症状のない人が908人(約27%)でした。東京都感染症情報センターは、無症状病原体保有者の割合は20〜40%で推移しているとしています。先天梅毒(お母さんから赤ちゃんへの感染)も6人報告されています。
推定感染経路
報告数の内訳によると、2025年は、
- 女性1,171人のうち、異性間の性的接触が968人(約83%)
- 男性2,213人のうち、異性間の性的接触が1,158人(約52%)、同性間の性的接触が573人(約26%)
でした。東京都感染症情報センターは、男性は2015年以降、異性間の性的接触の割合が40%以上となっていて、女性は2015年以降、異性間の性的接触が80%以上をしめているとしています。

プレ男症状がなくても見つかる人がこんなにいるんだね。心当たりがあれば、症状がなくても検査を受けよう。
都道府県ごとの数字は都道府県別にみた梅毒(2025年〜2026年第1四半期)、全国の年齢別は梅毒は何歳に多い?(2025年の届出)、症状のない梅毒は症状がないのに梅毒(無症候梅毒)を見てください。
2026年の途中経過は、東京都の梅毒(2026年、10月4日まで)を見てください。
まとめ
- 2025年の東京都の梅毒は3,386人。前の年より減ったが、2006年の約25倍
- 女性は20代が約7割(795人)
- 症状のない人が約27%。先天梅毒も6人
- 女性の8割以上、男性の約半分が異性間の性的接触
参考文献
- 東京都感染症情報センター. 梅毒の流行状況(東京都 2006年〜2025年のまとめ)(更新日:2026年1月9日). https://idsc.tmiph.metro.tokyo.lg.jp/diseases/syphilis/syphilis2006/ (閲覧日:2026年10月12日)
- 東京都感染症情報センター. 梅毒 報告数の内訳(2006年〜2025年)(Excelファイル). https://idsc.tmiph.metro.tokyo.lg.jp/assets/diseases/syphilis/2006/2006-2025syphilis.xlsx (閲覧日:2026年10月12日)
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。
