税金のしくみ2026年10月12日

相続放棄のしかた:借金もふくめて何も受け継がない「相続放棄」は、相続の開始を知ってから3か月以内に家庭裁判所へ申述。費用は収入印紙800円分と郵便切手。相続税の基礎控除の人数は、放棄した人も数に入れる

裁判所の「相続の放棄の申述」によると、相続が始まると相続人は、権利も借金などの義務もすべて受け継ぐ「単純承認」、一切受け継がない「相続放棄」、得た財産の範囲で債務を受け継ぐ「限定承認」のいずれかを選べます。相続放棄をするには、民法により、自分のために相続の開始があったことを知ったときから3か月以内に、亡くなった人の最後の住所地の家庭裁判所に申述します。費用は申述人1人につき収入印紙800円分と連絡用の郵便切手で、申述書と戸籍謄本などの書類が必要です。3か月以内に調べても判断できないときは、期間の伸長を申し立てられます。国税庁のタックスアンサー「No.4152 相続税の計算」によると、相続税の基礎控除(3,000万円+600万円×法定相続人の数)の法定相続人の数は、相続の放棄をした人がいても、放棄がなかったものとした場合の人数で数えます。

目次
  1. 相続の3つの選び方
  2. 相続放棄の手続き
  3. 相続税の基礎控除との関係
  4. まとめ

メル美遠い親戚が亡くなって、借金があったみたいなの。相続しないこともできるの?

プレ男「相続放棄」っていう手続きがあるらしいよ。ただし期限があるんだって。

今回は、相続放棄です。裁判所の「相続の放棄の申述」と、国税庁のタックスアンサー「No.4152 相続税の計算」(2026年10月12日閲覧)で確認した内容をまとめました。手続きの判断は、家庭裁判所や弁護士・司法書士などの専門家に相談してください。

相続の3つの選び方

選び方 内容
単純承認 土地の所有権などの権利も、借金などの義務も、すべて受け継ぐ
相続放棄 権利も義務も一切受け継がない
限定承認 相続で得た財産の範囲で債務を受け継ぐ(借金がどれくらいあるかわからず、財産が残るかもしれない場合など)

相続放棄の手続き

項目 内容
期限 民法により、自分のために相続の開始があったことを知ったときから3か月以内
申述先 亡くなった人の最後の住所地の家庭裁判所
申述する人 相続人(未成年者などの場合は法定代理人)
費用 申述人1人につき収入印紙800円分と、連絡用の郵便切手(裁判所ごとに異なる)
書類 相続放棄の申述書、亡くなった人の住民票除票または戸籍附票、申述人の戸籍謄本など

プレ男3か月って、思ったより短いね。早めに動かないと。

相続税の基礎控除との関係

メル美放棄した人がいても、基礎控除の人数は減らないんだね。

裁判所によると、相続放棄は、相続の開始を知ってから3か月以内に、亡くなった人の最後の住所地の家庭裁判所に申述します。迷ったら早めに専門家に相談しましょう。

まとめ


参考文献

  1. 裁判所. 相続の放棄の申述. https://www.courts.go.jp/saiban/syurui/syurui_kazi/kazi_06_13/index.html (閲覧日:2026年10月12日)
  2. 国税庁. No.4152 相続税の計算. https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/sozoku/4152.htm (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。