男磨きOWNER'S MANUAL

PART 04 / MUSCLEDOC. M-04-26

筋トレの「3つの原理」と「6つの原則」ふだん以上の負荷をかける、鍛えたところが強くなる、やめると元にもどる。少しずつ強く、全身をバランスよく、自分に合わせて【e-ヘルスネット】

PART04 筋肉DATE2026年10月10日
SOURCES1 件CHECK医師 監修

がんばって筋トレしているのに、なかなか成果が出ない。そんなときは、トレーニングの基本ルールを見直してみましょう。厚生労働省のe-ヘルスネットは、効果的な運動プログラムをつくるための「3つの原理」(過負荷・特異性・可逆性)と「6つの原則」(意識性・全面性・専門性・個別性・漸進性・反復性と周期性)を紹介しています。ふだんの生活以上の負荷をかける、鍛えたい能力に合ったトレーニングをする、やめると効果は失われる。目的を意識して、全身をバランスよく、自分の能力に合わせて、少しずつ強くし、規則的に続けることが大切です。

目次
  1. 運動は「もろ刃の剣」
  2. 3つの原理
  3. 6つの原則
  4. プレ男の腕立て伏せを見直すと
  5. まとめ

プレ男半年、毎日同じ回数の腕立て伏せをしてるのに、最近ぜんぜん変わらない…。

メル美トレーニングには「原理」と「原則」があるんだって。見直してみたら?

こんにちは、Dr. Taro です。 今回はトレーニングの基本ルールです。厚生労働省の生活習慣病予防のための健康情報サイト「e-ヘルスネット」の「運動プログラム作成のための原理原則」(2022年12月更新)をもとにまとめました。

運動は「もろ刃の剣」

3つの原理

原理 中身
過負荷の原理 ある程度の負荷をかけないと効果は出ない。最低ラインはふだんの生活で出す力以上の負荷(体力の低い人や高齢の人が、筋力や筋肉の量を保つのが目的なら、必ずしもこの限りではない)
特異性の原理 鍛えた能力が伸びる。短距離走の練習をすれば短距離は速くなるが、長距離は速くならない。脚を鍛えれば脚は強くなるが、腕は強くならない
可逆性の原理 せっかく得た効果も、トレーニングをやめると失われる

プレ男腕立て伏せだけじゃ、脚は強くならないってことか。

6つの原則

  1. 意識性:トレーニングの内容・目的・意義を理解して、積極的にとりくむ。目的は何か、何を優先するかを意識する
  2. 全面性:有酸素の能力・筋力・やわらかさなどをバランスよく高める。筋トレなら全身をバランスよく、大きな筋肉を優先して鍛える
  3. 専門性:目的に合った機能を優先して高める。健康づくりなら、有酸素運動と大きな筋肉の筋トレ、ストレッチ
  4. 個別性:内容を自分の能力に合わせて決める。効果のためだけでなく、安全のためにもとても大切
  5. 漸進性:体力がついてきたら、運動の強さ・量・技術を少しずつ高めていく。いつまでも同じ強さのくり返しでは、それ以上は伸びない。定期的にプログラムを見直す
  6. 反復性・周期性:ある程度の期間、規則的にくり返す。1年を通した計画を立て、どの時期にどうするかを考える

筋トレの効果を出すには、ふだん以上の負荷をかけ、体力に合わせて少しずつ強くしていくことが大切です。同じ強さのくり返しでは、それ以上は伸びません。

プレ男の腕立て伏せを見直すと

病気の治療や改善のための運動は、運動前の問診やメディカルチェック、体力測定で、リスクや体力を評価してから行う必要があります。持病のある人や、医師から運動を制限されている人は、医師に相談してからにしましょう。

プレ男今週から、スクワットも足して、腕立て伏せはゆっくりにしてみる。

メル美1年の計画を立てるのも楽しそうだね。

メニューを時期で変えるピリオダイゼーションの研究は、筋トレのメニューを時期で変える「ピリオダイゼーション」は効く?へ。

まとめ


参考文献

  1. 厚生労働省. e-ヘルスネット. 運動プログラム作成のための原理原則 -安全で効果的な運動を行うために(真田樹義、最終更新日:2022年12月06日). https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/exercise/s-04-001.html (閲覧日:2026年10月10日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。