症状から調べる2026年10月12日

尿道炎の治療をしたのに、症状が続く・くり返す:まず、薬を最後まで飲めたか、治療していないパートナーからまたうつっていないかを確かめる。原因でいちばん多いのはマイコプラズマ・ジェニタリウム。炎症がないのに抗菌薬を長く続けても効果は示されていない

尿道炎の治療をしたのに、おしっこの痛みやうみが続く・くり返すことがあります。米国疾病予防管理センター(CDC)の性感染症治療ガイドライン(2021年)によると、まずは本当に尿道に炎症があるかを確かめてから、追加の抗菌薬を考えます。治療のあとも症状が続くのに尿道の炎症が見られない男性で、抗菌薬を長く続けることの効果は示されていません。くり返す・続く非淋菌性尿道炎の原因でもっとも多いのはマイコプラズマ・ジェニタリウムで、とくにドキシサイクリンの治療後に多いとされています。最初に、薬をきちんと飲めたか、治療していないパートナーとの性交がなかったかを確かめます。

目次
  1. まず確かめること
  2. 本当に炎症があるかを確かめる
  3. 原因として多いもの
  4. まとめ

プレ男尿道炎で薬をもらって飲んだのに、まだおしっこのときにヒリヒリするんだ……。薬が効いてないのかな。

メル美パートナーは治療したの?またうつっちゃったってこともあるんじゃない?

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、尿道炎の治療をしたのに、症状が続く・くり返すときの話です。米国疾病予防管理センター(CDC)の「性感染症治療ガイドライン2021」の「持続性・再発性の非淋菌性尿道炎」をもとにまとめました。尿道炎の基本は尿道炎とは?を見てください。

まず確かめること

CDCのガイドラインによると、

尿道炎の治療のあとも症状が続くときは、薬を最後まで飲めたか、治療していないパートナーからまたうつっていないかを、まず確かめます。パートナーもいっしょに検査と治療を受けてください。

本当に炎症があるかを確かめる

CDCのガイドラインによると、

プレ男なんとなく抗菌薬を飲み続ければいい、というわけじゃないんだね。

原因として多いもの

CDCのガイドラインによると、

まとめ


参考文献

  1. Workowski KA, et al. Sexually Transmitted Infections Treatment Guidelines, 2021(Persistent or Recurrent Nongonococcal Urethritis). MMWR Recomm Rep. 2021;70(4):1–187. https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/70/rr/rr7004a1.htm (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。