
メル美会社の健診の子宮頸がん検診で、「自分で綿棒みたいなものでとってください」って言われたの。それでいいのかな。

プレ男市区町村の検診とは方法がちがうのかな。
こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、職場の健康保険が行う子宮頸がん・乳がん検診の方法の話です。厚生労働省の「第47回がん検診のあり方に関する検討会」(2026年7月16日)の参考資料6「被用者保険におけるがん検診の実施状況」をもとにまとめました。2025年度保険者データヘルス全数調査の結果で、2024年度について、健保組合・共済組合・協会けんぽなど1,416の保険者が答えています(任意のアンケートです)。
子宮頸がん検診の方法(複数回答)
| 方法 | 行っている保険者 |
|---|---|
| 問診 | 52.2% |
| 細胞診(医師がとる) | 86.2% |
| 細胞診(自分でとる) | 22.1% |
| HPV検査(医師がとる) | 19.5% |
| HPV検査(自分でとる) | 16.2% |
乳がん検診の方法(複数回答)
| 方法 | 行っている保険者 |
|---|---|
| 問診 | 51.6% |
| マンモグラフィ | 90.0% |
| 乳房の超音波検査(エコー) | 78.1% |
| 視触診 | 34.0% |

職場の健康保険の子宮頸がん検診では、22.1%が自分でとる細胞診を、16.2%が自分でとるHPV検査を行っていました。乳がん検診では、78.1%がエコー、34.0%が視触診を行っていました。
国の指針の方法とのちがい
市区町村の検診のための国の指針では、
- 子宮頸がん検診:腟鏡で子宮頸部を見たうえで、子宮頸管と腟部の表面全体をこすって細胞をとる細胞診(30歳以上で体制が整った自治体では、5年に1回のHPV検査単独法も)
- 乳がん検診:問診とマンモグラフィ。視触診は推奨しない
とされています。職場の検診には、自分でとる細胞診や視触診など、この指針の方法とはちがうものもふくまれています。市区町村の検診の方法は市区町村の乳がん・子宮頸がん検診、国の指針にない方法もを見てください。
「職域のがん検診のマニュアル」を知らない保険者も
国は2018年に「職域におけるがん検診に関するマニュアル」を公表していますが、活用している保険者は40.0%で、活用していない理由でいちばん多かったのは「存在を知らない」(65.3%)でした。

プレ男会社の健診でどんな方法を使っているか、案内をよく見て、わからなければ聞いてみるといいんだね。
子宮頸がん検診は子宮頸がん検診は20歳から、乳がん検診は乳がんは女性でいちばん多いがんを見てください。
まとめ
- 職場の健康保険の子宮頸がん検診では、自分でとる細胞診22.1%、自分でとるHPV検査16.2%
- 乳がん検診では、エコー78.1%、視触診34.0%
- 国の指針(市区町村)は、子宮頸がんは腟鏡で見て頸部の表面をこすってとる細胞診、乳がんはマンモグラフィ(視触診は推奨しない)
- 職場の検診の方法は、案内で確かめよう
参考文献
- 厚生労働省 健康・生活衛生局 がん・疾病対策課. 被用者保険におけるがん検診の実施状況(第47回がん検診のあり方に関する検討会 参考資料6、2026年7月16日). https://www.mhlw.go.jp/content/10901000/001724383.pdf (閲覧日:2026年10月12日)
- 厚生労働省. がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針(第47回がん検診のあり方に関する検討会 参考資料5). https://www.mhlw.go.jp/content/10901000/001724382.pdf (閲覧日:2026年10月12日)
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。