幽々奇譚A Nocturnal Field Guide

YōkaiNo.044

遠野物語マヨイガ(迷い家)山奥でふと出会う、だれもいないりっぱな家。湯がわく鉄瓶、ならんだお膳。「何か持ち帰れば幸せになれる」——でも欲ばって探しに行った人たちは、門さえ見つけられなかった

岩手県遠野に伝わる「マヨイガ(マヨヒガ)」。柳田国男『遠野物語』(1910年)の63話・64話には、山の中で迷いこむふしぎな家の話が残ります。黒い門、紅白の花、たくさんの鶏・牛・馬、朱と黒のお膳とお椀、湯のたぎる鉄瓶。なのに人はだれもいません。何も持たずに逃げ帰った女の人のもとには、あとから赤いお椀が川を流れてきました。原文から解説します。

2026年10月4日

目次
  1. プロフィール
  2. 63話:何も持たずに逃げた女の人
  3. 川を流れてきた赤いお椀
  4. 64話:欲ばって探しに行った人たち
  5. まとめ

メル美「マヨイガ」って、山の中に急にあらわれる家なんだって。

プレ男入ったら何かもらえるって話を聞いたことある!本当?

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、岩手県遠野に伝わるマヨイガ(原文ではマヨヒガ)です。柳田国男『遠野物語』(1910年)の63話・64話を、青空文庫の原文で読みました。

プロフィール

名前 マヨヒガ(マヨイガ)。原文では「山中の不思議なる家」
見た目 りっぱな黒い門、紅白の花が一面に咲く大きな庭、たくさんの鶏・牛・馬
家の中 朱と黒のお膳とお椀がたくさん出してあり、鉄瓶の湯がたぎっている。でも人はだれもいない
言い伝え 行き当たった人は、家の中の道具でも家畜でも、何か持ち帰るべき。その人にさずけるために見せる家だから
出典 柳田国男『遠野物語』63話・64話

63話:何も持たずに逃げた女の人

プレ男ごはんの準備はしてあるのに、だれもいない…。たしかにこわい。

川を流れてきた赤いお椀

メル美欲ばらなかったから、お椀のほうから流れてきてくれたんだね。

64話:欲ばって探しに行った人たち

『遠野物語』63話によると、何も持たずに逃げ帰った女の人のもとには、あとから赤いお椀が川を流れてきて、その家は幸せに向かったといいます。

まとめ


参考文献

  1. 柳田国男. 遠野物語(初出:1910年6月14日。底本:新版 遠野物語 付・遠野物語拾遺、角川文庫、1955年). 63話・64話. 青空文庫. https://www.aozora.gr.jp/cards/001566/card52454.html (閲覧日:2026年10月4日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

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