ガジェット2026年10月5日

【テクノロジー解説】AlphaFoldってなに?AIが、たんぱく質の立体の形を予測。50年来の難問を解き、約2億種類ほぼすべての形を予測、190か国200万人以上が利用。2024年ノーベル化学賞

私たちの体を動かす「たんぱく質」は、アミノ酸が長くつながって、複雑な立体の形に折りたたまれたものです。形がはたらきを決めるのに、アミノ酸のならびから形を予測するのは、1970年代からの難問でした。2024年のノーベル化学賞は、2020年にAIモデル「AlphaFold2」でこの問題を解いたハサビス博士とジャンパー博士、そして新しいたんぱく質を設計したベイカー博士に贈られました。抗菌薬の効かない菌のしくみの理解や、プラスチックを分解する酵素の研究にも。やさしく解説します。

目次
  1. たんぱく質は「生命の化学の道具」
  2. 50年来の難問
  3. AIで何がわかる?
  4. もう1人:たんぱく質を「つくる」ベイカー博士
  5. つながる技術
  6. まとめ

プレ男筋トレのあとにプロテインを飲むけど、「たんぱく質の形」がノーベル賞ってどういうこと?

メル美AIが関係してるって聞いたよ。

こんにちは、Dr. Taro です。 「テクノロジー解説」、今回は、AI でたんぱく質の形を予測する AlphaFold(アルファフォールド)です。2024年ノーベル化学賞の公式発表をもとにまとめました。

たんぱく質は「生命の化学の道具」

ノーベル賞の発表によると、

プレ男アミノ酸のひもが、どう折りたたまれるかで、はたらきが変わるのか。折り紙みたいだね。

50年来の難問

AIで何がわかる?

ノーベル賞の発表では、数えきれない利用例のなかから、

といった例をあげています。

もう1人:たんぱく質を「つくる」ベイカー博士

たんぱく質のはたらきは、その立体の形で決まります。AIのAlphaFold2は、アミノ酸のならびから形を予測するという50年来の難問を解き、約2億種類のたんぱく質のほぼすべての形を予測しました。

つながる技術

プレ男プロテインの中のたんぱく質も、ひとつひとつ形がちがうんだね。AIが科学の進み方を変えてるんだ。

メル美プラスチックを分解する酵素の研究にも使えるって、環境にもいいね。

最初の抗生物質と、薬が効かない菌(薬剤耐性)の歴史は、【テクノロジー解説】ペニシリンってなに?へ。

たんぱく質やウイルスの形を実際に「見る」技術は、【テクノロジー解説】電子顕微鏡ってなに?へ。

タンパク質をつくるアミノ酸が、なぜ「左手型」ばかりなのかにせまる日本発の反応は、硤合(そあい)反応ってなに?へ。

まとめ


参考文献

  1. The Royal Swedish Academy of Sciences. Press release: The Nobel Prize in Chemistry 2024. NobelPrize.org. https://www.nobelprize.org/prizes/chemistry/2024/press-release/ (閲覧日:2026年10月5日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。