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婦人科がんの手術のあとの足のむくみ(リンパ浮腫)

リンパ節をとる手術や放射線治療のあとに起こることがある。下腹部・陰部・太もものつけ根から始まりやすい。一度なると治りにくいので、早く気づくことと、皮膚を守ることが予防のかなめ

2026年10月10日

子宮がんや卵巣がんなどの婦人科がんで、リンパ節をとる手術や放射線治療を受けたあと、足などがむくむ「リンパ浮腫」が起こることがあります。日本産婦人科医会の研修ノートによると、婦人科がんでは、下腹部、陰部、太もものつけ根のあたりからむくみが出やすく、一度なると完治をめざすのはむずかしいため、予防が大切です。炎症を防ぐことがもっとも重要で、皮膚を清潔に保ち、保湿し、傷をつけないこと、むくみの左右差に早く気づくことがすすめられています。治療は、スキンケア、マッサージ、圧迫、運動を組み合わせます。

目次
  1. リンパ浮腫とは
  2. 早く気づくために
  3. 予防のかなめは「皮膚を守る」こと
  4. 治療
  5. まとめ

メル美叔母が子宮がんの手術を受けて、「足がむくみやすくなるかもしれないから気をつけて」って言われたんだって。どうして足がむくむの?

プレ男手術と足のむくみって、関係があるんだね。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、婦人科がんの治療のあとに起こることがある「リンパ浮腫」の話です。日本産婦人科医会の研修ノート「女性のがん サポーティブケア」の「リンパ浮腫」(医師向け)をもとにまとめました。

リンパ浮腫とは

日本産婦人科医会の研修ノートによると、

子宮がんなどについては、子宮頸がん、子宮体がん、外陰がんを見てください。

早く気づくために

研修ノートによると、

リンパ浮腫は、早く気づいて対策を始めることが大切です。太もものつけ根や足のむくみ、左右の太さのちがいに気づいたら、手術を受けた病院に相談してください。

予防のかなめは「皮膚を守る」こと

研修ノートによると、リンパ浮腫を防ぐためにもっとも重要なのは、炎症を防ぐことです。たんぱく質の多い体液がたまると、細菌の感染に弱くなり、炎症はリンパ浮腫を悪くするだけでなく、起こるリスクも高めるためです。

日常生活では、次のようなことがすすめられています。

そのほか、

ことも書かれています。なお、予防のためのセルフマッサージの効果は、まだはっきりしていないとされています。

治療

研修ノートによると、

抗がん剤の治療による脱毛については、抗がん剤の治療で髪が抜けるときにまとめています。

まとめ


参考文献

  1. 公益社団法人日本産婦人科医会. 研修ノート No105 女性のがん サポーティブケア「10.リンパ浮腫」. https://www.jaog.or.jp/note/10%ef%bc%8e%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%83%91%e6%b5%ae%e8%85%ab/ (閲覧日:2026年10月10日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。