株式投資2026年10月10日

インフレ(物価上昇)と資産運用:2026年8月の消費者物価は前年同月比1.9%上昇。物価が上がると、同じ100万円で買えるものが減る。預金の金利から物価の上昇率を引いた「実質」で考え、物価に強い資産・弱い資産を知っておく

インフレと資産運用の関係を、総務省統計局「消費者物価指数(CPI) 全国 2026年(令和8年)8月分」でまとめました。2026年8月の全国の消費者物価指数は、総合が2025年=100として102.2で前年同月比1.9%上昇、生鮮食品を除く総合が102.0で1.7%上昇、生鮮食品及びエネルギーを除く総合が102.5で1.9%上昇。2025年秋には前年同月比3%前後の上昇が続いていました。物価が上がると、お金の「買う力」が下がるため、預金の金利から物価の上昇率を引いた「実質」の利回りで考えることが大切です。物価の上昇に強いとされる資産・弱いとされる資産の一般的な特徴と、注意点も紹介します。特定の商品をすすめるものではありません。

目次
  1. いま、物価はどれくらい上がっている?(2026年8月)
  2. 「名目」と「実質」
  3. 物価に強い資産・弱い資産(一般的な特徴)
  4. 気をつけたいこと
  5. まとめ

メル美スーパーの値段がどんどん上がってる気がする…。貯金しておけば安心だと思ってたけど、大丈夫なのかな

プレ男「インフレに負けない資産運用」ってよく聞くけど、どういう意味なんだろう

今回は、インフレ(物価上昇)と資産運用です。総務省統計局「消費者物価指数(CPI) 全国 2026年(令和8年)8月分」で確認しました。

この記事はしくみの説明です。物価や金利の見通しを示したり、特定の商品をすすめたりするものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。

いま、物価はどれくらい上がっている?(2026年8月)

指数(2025年=100) 2026年8月 前年同月比
総合 102.2 +1.9%
生鮮食品を除く総合 102.0 +1.7%
生鮮食品及びエネルギーを除く総合 102.5 +1.9%

プレ男1年で2%くらい上がるってことは、去年100円だったものが今年は102円か

「名目」と「実質」

仮の計算

あくまで説明のための仮の数字です。

名目の利回り 物価の上昇率 実質の利回り(目安)
預金 年0.3% 年1.9% 約−1.6%
運用A 年3.0% 年1.9% 約+1.1%

物価に強い資産・弱い資産(一般的な特徴)

資産 一般的にいわれる特徴
現金・預金 金額は減らないが、物価が上がると実質の価値が下がる
固定金利の債券 受け取る利息が決まっているため、物価の上昇には弱いとされる
株式 会社が値上げなどで利益を増やせれば、物価に強いとされる。ただし値動きは大きい(→長期投資とインデックス投資)
不動産・REIT 家賃や不動産価格が上がれば物価に強いとされる。金利上昇には弱い面も(→J-REITのしくみ)
金(ゴールド) 物価の上昇局面で注目されるといわれる。利息・配当はない(→金(ゴールド)投資のしくみ)
物価連動国債 元本が物価に連動するしくみの国債

気をつけたいこと

日本の家計がどんな金融資産を持っているかは家計の金融資産は2,519兆円(2026年6月末)も参考にしてください。

企業どうしの取引の物価は企業どうしの物価は前年比+7.6%も参考にしてください。

まとめ


参考文献

  1. 総務省統計局. 消費者物価指数(CPI) 全国 2026年(令和8年)8月分. https://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/index-z.html (閲覧日:2026年10月10日)
  2. 総務省統計局. 消費者物価指数 全国 概況(PDF). https://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/pdf/zenkoku.pdf (閲覧日:2026年10月10日)

この記事は投資についての一般的な情報提供を目的としたもので、特定の銘柄・金融商品の売買をすすめるものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。