世界の神話Mythos

Greek Mythology

ダプネアポロンをばかにされたエロス(クピド)は、金の矢でアポロンに恋をさせ、鉛の矢でダプネに恋をきらわせた。追いかけるアポロン、にげるダプネ。父の川の神に助けをもとめたダプネは、月桂樹になった。アポロンは「おまえの葉を、いつもわたしの冠にしよう」と言った

2026年10月10日

古代ギリシャの銀貨。月桂樹の葉の冠をかぶった、若い男性の横顔がきざまれている
「テトラドラクマ銀貨:月桂冠をかぶったアポロンの頭(表)」紀元前466〜422年、シチリア島レオンティノイでつくられた銀貨。クリーブランド美術館所蔵(CC0)
目次
  1. プロフィール
  2. 1. 金の矢と鉛の矢
  3. 2. 「ずっとひとりでいさせて」
  4. 3. にげるダプネ
  5. 4. 月桂樹へ
  6. まとめ

プレ男「月桂樹」になった女の人の神話があるって、ほんと?

メル美アポロンと、月桂樹になったダプネのお話があるんだって。でも、ダプネはアポロンのことが好きじゃなかったの。

こんにちは、Dr. Taro です。 神話の解説、今回はギリシャ神話のダプネです。オウィディウス『変身物語』第1巻(B.モア英訳、1922年、ペルセウス・デジタル・ライブラリー)を読みました。英訳では、アポロンは「ポイボス」、エロスはローマの名で「クピド」とよばれています。ギリシャ神話の全体はギリシャ神話の入門へ。

古代ギリシャの銀貨。月桂樹の葉の冠をかぶった、若い男性の横顔がきざまれている

「テトラドラクマ銀貨:月桂冠をかぶったアポロンの頭(表)」紀元前466〜422年、シチリア島レオンティノイでつくられた銀貨。クリーブランド美術館所蔵(CC0)

プロフィール

ダプネ 川の神の娘。森で狩りをして、だれとも結婚しないことをのぞんだ
お手本 結婚しない狩りの女神ディアナ(アルテミス)
追いかけた神 アポロン(ポイボス)
原因 クピド(エロス)の金の矢と鉛の矢
さいご 月桂樹になった

1. 金の矢と鉛の矢

メル美ばかにされたしかえしで、ふたりの気持ちを正反対にしちゃったんだ…。

2. 「ずっとひとりでいさせて」

3. にげるダプネ

プレ男アポロンは「恋のため」って言うけど、ダプネはこわくてにげてる。相手がいやがってるのに追いかけるのは、ちがうよね。

4. 月桂樹へ

『変身物語』では、ダプネが父の川の神に祈ると、髪は葉に、うでは枝に、足は根になり、月桂樹に変わりました。

まとめ


参考文献

  1. Ovid. Metamorphoses, 1.452–567(英訳:Brookes More、1922年). Perseus Digital Library. https://www.perseus.tufts.edu/hopper/text?doc=Perseus:text:1999.02.0028:book=1:card=452 (閲覧日:2026年10月10日)
  2. クリーブランド美術館. Tetradrachm: Head of Apollo, laureate (obverse), Leontinoi, 466–422 BCE(1917.988.a、CC0). https://clevelandart.org/art/1917.988.a (閲覧日:2026年10月10日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

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  1. Iギリシャ神話アポロンヘラのじゃまで、どの土地にも生まれる場所をことわられた母レト。小さな島デロスのヤシの木の下で生まれ、ひと口の神の食べものでむつきをやぶって「竪琴と弓はわたしのもの」。デルポイでは大蛇をたおし、イルカの姿で神官をつれてきた
  2. Iギリシャ神話アルテミス金の矢の狩りの女神。山々で弓を引けば、峰がふるえ森がこだまする。狩りを終えると兄アポロンの館で歌と踊りをみちびく。神々の大げんかでは、ヘラに自分の弓でたたかれて、泣きながら父ゼウスのひざへ
  3. Iギリシャ神話ナルキッソスとエコー人の言葉の終わりしかくり返せなくなったニンフのエコーと、泉にうつった自分の姿に恋をした美少年ナルキッソス。予言は「自分を知らなければ、長生きする」だった