
メル美退院したばかりの赤ちゃんって、ちょっとしたことでも心配になるよね。どんなときに病院に行けばいいんだろう。

プレ男夜中だと、様子をみていいのか、すぐに行くべきか迷いそう……。
こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、生後1か月までの赤ちゃんで、受診したほうがよいサインの話です。日本産婦人科医会の研修ノート「No113 新生児のケア・アップデート」(医師向け)の「退院後から1か月児健康診査まで」をもとにまとめました。
新生児は、病気の進みが早い
研修ノートによると、
- 生後1か月までの新生児は、お母さんのおなかの外の環境になれる途中か直後で、不安定な時期です
- 免疫が未熟なため、感染症では症状の進みが早いことが多く、いつもとちがう様子があれば、早めの受診が大切です
- 家族の育児の不安も強い時期なので、医療者は家族の問い合わせにていねいに対応し、不安が残る場合は受診をすすめるとしています

生後1か月までの赤ちゃんは、病気の進みが早いことがあります。いつもとちがうと感じたら、遠慮せずに早めに受診や相談をしてください。
一刻も早く受診するサイン
研修ノートでは、次のような場合は一刻も早く受診をすすめるとしています。
- 熱や体温が低い、元気がない、飲みが悪い、けいれん、吐く、下痢など(髄膜炎などの感染症の可能性。部屋の温度を調整して体温が戻る場合などをのぞく)
- けいれんのような動き(手足のピクつきなど)。可能なら動画を撮っておくと役立ちます
- 緑色(胆汁)の吐きものや下血(血便)
早めに受診するサイン
研修ノートでは、次のような場合も早めの受診をすすめるとしています。
- 呼吸の症状:せき・鼻水、苦しそうな呼吸、呼吸が速い、呼吸が止まる、ゼーゼーする(RSウイルス、百日せき、誤えんなどのことも)
- なんとなく元気がない、いつもとちがう:眠ってばかり、機嫌が悪い、飲みが悪い
- 吐く(噴水のように吐く、体重が減るなど)、便の色の変化
- 黄疸(皮膚や白目が黄色い)が続く、飲みが悪い、白っぽい便。白っぽい便のときは、便の写真を撮っておく
白っぽい便に注意
研修ノートによると、白っぽい(灰白色の)便は、胆道閉鎖症など、胆汁の流れがふさがる病気のサインのことがあります。

プレ男けいれんのような動きは動画で、白っぽい便は写真で残しておくと、受診のときに伝えやすいんだね。
様子をみてよい場合もある
研修ノートでは、たとえば、噴水のようではなく緑色や血の混じらない吐きもので、飲みも便も良好な場合や、おしりを刺激すると便が出る便秘、元気で飲みもよい下痢などは、経過をみてよい場合があるとしています。
赤ちゃんの検査については赤ちゃんの「新生児マススクリーニング」を見てください。
(更新)厚生労働省の「子ども医療電話相談事業(♯8000)について」(実施状況は2026年5月22日現在)では、全国共通の短縮番号 #8000 で、住んでいる都道府県の相談窓口につながります。実施時間帯は都道府県ごとにちがい、夜間を中心に行うところと、24時間365日行うところがあります(各都道府県の時間と一般の電話番号は、このページの一覧で確かめられます)。
女の子の赤ちゃんの「お股が閉じて見える」「胸がふくらんだ」については、女の子の赤ちゃんの「お股が閉じて見える」「胸がふくらんだ」を見てください。
まとめ
- 生後1か月までの赤ちゃんは、病気の進みが早い
- 熱・低体温、元気がない、飲みが悪い、けいれん、緑色の吐きもの、血便は一刻も早く受診
- 呼吸が苦しそう、なんとなく元気がない、黄疸、白っぽい便は早めに受診
- けいれんは動画、白っぽい便は写真で記録を
- いつもとちがうと感じたら、遠慮せずに相談
参考文献
- 公益社団法人日本産婦人科医会. 研修ノート No113 新生児のケア・アップデート「(2)退院後から1か月児健康診査まで」. https://www.jaog.or.jp/notes/note21841/ (閲覧日:2026年10月12日)
- 厚生労働省. 子ども医療電話相談事業(♯8000)について. https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/newpage_55223.html (閲覧日:2026年10月12日)
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。