
プレ男妊娠に気づく前に、一度だけ薬物を使っちゃったって悩んでいる人の相談を見かけたんだ。

メル美やめたくてもやめられない人は、どこに相談すればいいんだろう。
こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、妊娠中の薬物の話です。英国NHSと厚生労働省の資料をもとにまとめました。この記事は、責めるためではなく、お母さんと赤ちゃんを守るためのものです。
赤ちゃんに深刻な影響が出ることがある
NHSによると、
- 妊娠中に大麻、MDMA(エクスタシー)、コカイン、ヘロインなどの違法な薬物を使うと、おなかの赤ちゃんに深刻な影響が出ることがあります
- ふだんから薬物を使っている人は、妊娠したいまが、向き合うときです
妊娠に気づく前に、一度だけ使ってしまったら
- NHSによると、妊娠に気づかずに一度だけ使ったのなら、心配しすぎないで。赤ちゃんに影響した可能性は低いとされています
- 不安なときは、妊婦健診で医師に伝えてかまいません
- ただ、薬物が生活の一部になっているなら、助けを求めることで、お母さんと赤ちゃんの見通しは大きく変わります

プレ男一度だけなら影響の可能性は低いんだ。でも、続けているなら相談が大事なんだね。
自己判断で急にやめないほうがよいことも
- NHSによると、コカインやヘロインなどのオピオイドをふだんから使っている人は、医師に相談せずに、急にやめたり量を減らしたりしないでください
- お母さんと赤ちゃんの問題を減らすためには、正しい方法でやめていくことが大切です

薬物をやめられないことは、ひとりで抱えなくていい。医師や助産師、保健所などは、あなたを責めずに、お母さんと赤ちゃんを守る方法を一緒に考えてくれます。
相談できるところ
- NHSによると、医師や助産師は責めたりせず、妊婦健診や家族への支援など、いろいろな支援につないでくれます。まずは健診を受けている医師や助産師に相談しましょう
- 厚生労働省は、アルコールや薬物などを「やめたくてもやめられない」のは、「依存症」という病気かもしれないとし、適切な治療とその後の支援によって回復できるとしています
- 相談先として、お近くの保健所や精神保健福祉センターをすすめています。保健師、医師、精神保健福祉士などの専門職が、電話や面談で相談にのってくれます。家族からの相談もできます
妊娠中のほかの注意
まとめ
- 妊娠中の大麻・MDMA・コカイン・ヘロインなどは、赤ちゃんに深刻な影響が出ることがある
- 妊娠に気づく前に一度だけなら、影響の可能性は低い
- ふだん使っているなら、急にやめず、まず医師に相談
- 依存症は回復できる病気。医師・助産師、保健所、精神保健福祉センターに、責められずに相談できる
参考文献
- NHS. Illegal drugs in pregnancy. https://www.nhs.uk/pregnancy/keeping-well/illegal-drugs/ (閲覧日:2026年10月10日)
- 厚生労働省. 依存症対策. https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000070789.html (閲覧日:2026年10月10日)
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。