
メル美出産したあと、実家も遠いし、夜中の授乳でずっと眠れなかったらどうしよう…。

プレ男区の「産後ケア」っていうのがあるらしいよ。どんなものか調べてみよう。
こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、産後ケア事業です。こども家庭庁の資料「産後ケア事業について」(第9回 子ども・子育て支援等分科会、2025年3月4日)をもとにまとめました。
どんな事業?
- 市区町村が、出産後1年以内のお母さんと赤ちゃんに、心と体のケアや育児のサポートなどを行い、産後も安心して子育てができるようにする事業です(母子保健法 第17条の2)
- 2021年4月から、市区町村が実施するよう努める「努力義務」になりました
- 2023年度からは、対象が「産後ケアを必要とする者」と見直され、だれでも使える(ユニバーサルな)事業であることが明確になりました
- 2025年4月からは、子ども・子育て支援法の「地域子ども・子育て支援事業」にもなりました
3つのタイプ
| タイプ | 内容 |
|---|---|
| 宿泊型 | 病院や助産所の空きベッドなどに泊まって休む。利用期間は原則7日以内 |
| デイサービス型 | 施設に日中通って、個別や集団で支援を受ける |
| アウトリーチ型 | 担当者が自宅に来て支援する |
- 担当するのは、内容に応じて助産師・保健師・看護師など。宿泊型では、24時間体制で1人以上の助産師・保健師・看護師がいることが条件です

メル美泊まって休めるタイプもあるんだ!夜だけでも誰かに見てもらえたら、すごく助かる…。
どれくらい使われている?
| 年度 | 実施している自治体 | 産婦の利用率 |
|---|---|---|
| 2014年度(モデル事業) | 29 | — |
| 2017年度 | 392 | — |
| 2021年度 | 1,360 | 6.1% |
| 2022年度 | 1,462 | 10.9% |
| 2023年度 | 1,547 | — |
- 利用率は、宿泊型・デイサービス型・アウトリーチ型の利用者の合計を分娩件数で割ったものです
- 実施する自治体は増えましたが、2022年度に利用したのは産後のお母さんの1割ほどでした
利用料は?
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利用料は市区町村によってちがいます。くわしくは住んでいる市区町村で確認してください
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国は、市区町村が利用料を下げられるよう補助しています。補助の基準額は、住民税非課税世帯は1回あたり5,000円(2022年度から)、それ以外の世帯は1回あたり2,500円(2023年度から)です。実際にいくら安くなるかは、市区町村が決めます
使いたいときは
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申し込みは住んでいる市区町村です。産む前から調べておくと安心です
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「こんなことで使っていいのかな」と思わなくて大丈夫。いまは産後ケアを必要とする人すべてが対象です
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気分の落ちこみが続く、眠れない、赤ちゃんをかわいいと思えないなどのつらさがあるときは、ひとりで抱えずに、産後ケアや医療機関に相談してください(参考:産後うつ)

プレ男ぼくも育休をとるけど、プロに頼れるところは頼ろう。区のページで申し込み方を見ておくね。
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妊娠・出産でもらえるお金は妊婦のための支援給付、出産育児一時金、パパの育休は男性の育休の記事もどうぞ
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祖父母の子育ての手助けと実家との距離のデータはおじいちゃん・おばあちゃんの子育ての手助けの記事もどうぞ
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妊娠から子育てまでの相談窓口はこども家庭センターの記事もどうぞ
まとめ
- 産後ケア事業は、市区町村が出産後1年以内の母子に心と体のケア・育児サポートを行う事業(母子保健法)
- 宿泊型(原則7日以内)、デイサービス型、アウトリーチ型(自宅訪問) の3タイプ
- 2023年度は1,547自治体で実施。対象は「産後ケアを必要とする者」すべて
- 利用料・申し込み方法は市区町村ごと。産む前から確認を
参考文献
- こども家庭庁. 産後ケア事業について(第9回 子ども・子育て支援等分科会 資料13、2025年3月4日). https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/2c06860e-37a4-44be-96b4-7f60e4f1d8a8/a4676728/20250228_councils_shingikai_kodomo_kosodate_2c06860e_13.pdf (閲覧日:2026年10月4日)
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。