
メル美最近、いつもおしゃれなプレ男が、寝ぐせのままでシャツもしわしわ。お酒の量もふえてるみたい…。

プレ男仕事でミスがつづいて、なんか何もかもめんどくさくて。でも、気合いが足りないだけだと思う。
こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、ストレスのサインに気づく話です。厚生労働省の働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト「こころの耳」の「ストレス軽減ノウハウ」をもとにまとめました。
まずは「自分のストレスに気づく」
- ストレスはだれにでもあります。ためこみすぎず、上手につきあうコツのひとつは、自分のストレスに気づくことです
- 「最近よく眠れない」「イライラすることが多くなった」というのは、こころの不調のサインのひとつです
- サインを放っておくと、治療が必要なレベルのストレス性の病気に進む可能性もあります。気づいたら、早めに相談・対処しましょう
ストレスのサイン:こころ・体・行動
| 面 | サインの例 |
|---|---|
| こころ | 悲しみ・ゆううつ感、不安・イライラ・緊張、無力感、やる気が出ない |
| 体 | 食欲がなくなる・やせてきた、寝つきが悪い・朝早く目がさめる、動悸、血圧が上がる、手や足の裏に汗をかく |
| 行動 | 消極的になる、人づきあいをさける、お酒やタバコがふえる、身だしなみがだらしなくなる、落ち着きがない |
- こうした症状が2週間以上続く場合は「うつ」が疑われるので、精神科、心療内科に早めに相談することがすすめられています

プレ男「身だしなみがだらしなくなる」も、ストレスのサインなんだ…。
ストレスのきっかけになりやすい出来事
こころの不調の後ろには、きっかけになる出来事がかくれていることがあります。いくつも重なったり、長く続いたりすると、不調につながることがあります。
- 生活:自分や家族の病気・けが・被災、家庭内の人間関係の問題、ローンや借金、収入の減少、引っ越しや騒音など住まいの変化
- 職場:仕事の失敗やミスで責任を問われた、仕事の量や質・勤務時間の変化、上司・同僚・部下との人間関係のトラブル、昇進や配置転換、転勤
気になるときは、家族や職場の上司・同僚、産業保健スタッフなど、相談しやすい人に相談してみるのもよいとされています。
ひとりでかかえない「対処」
- ストレスに対処する行動を「ストレスコーピング」といいます
- 方法には、ストレスそのものに働きかけてなくす、自分とまわりの人の協力で解決する、不安や怒りなどの気持ちを人に聴いてもらって発散する、などがあります
- 自分で対応しきれないストレスは、ひとりで解決しようとするより、自分の力とまわりの人の力を合わせて、よりよい解決の糸口を見つけることが大切です
- ふだんから、趣味や生きがいをもつこと、協力してもらえる人間関係をつくっておくことも大切です
- 大きな問題をかかえたときは、信頼できる人や専門家に相談を。不安や心配が強いときは、まずカウンセラーに相談することもすすめられています
- 職場でパワーハラスメントを受けたときは、職場の相談窓口や公的な相談窓口へ

ストレスのサインは、こころや体だけでなく、お酒やタバコがふえる、身だしなみがだらしなくなるといった行動にもあらわれます。こうした症状が2週間以上続くときは、精神科や心療内科に早めに相談しましょう。
毎日のセルフケアはストレスに強い男は「食う・寝る・遊ぶ」の三脚が立っている、助けを求めることは「弱音を吐けない」男ほど危ないへ。こころの耳には、電話・SNS・メールの相談窓口もあります。

プレ男気合いの問題じゃなかったのかも。まずはメル美に話を聞いてもらって、続くようなら相談に行く。

メル美うん、いつでも聞くよ。
仕事の合間に1分からできるリラクセーションは、厚労省の「リラクセーションYOGA」へ。
ストレス対策に今より10分歩く方法は、仕事のストレスには「プラス10分」のウォーキングへ。
まとめ
- ストレスと上手につきあうコツは、自分のストレスに気づくこと
- サインはこころ・体・行動の3つの面に。お酒やタバコがふえる、身だしなみがだらしなくなるも行動のサイン
- 症状が2週間以上続いたら、精神科・心療内科に早めに相談
- きっかけは、ミス、人間関係、お金、昇進や転勤などの出来事
- 対応しきれないストレスは、ひとりでかかえず、まわりの人や専門家の力を借りる
参考文献
- 厚生労働省. 働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト「こころの耳」. ストレス軽減ノウハウ 3 ストレスへの気づき. https://kokoro.mhlw.go.jp/nowhow/nh003/ (閲覧日:2026年10月8日)
- 厚生労働省「こころの耳」. ストレス軽減ノウハウ 4 ストレスへの対処. https://kokoro.mhlw.go.jp/nowhow/nh004/ (閲覧日:2026年10月8日)
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。