男磨きOWNER'S MANUAL

PART 04 / MUSCLEDOC. M-04-72

筋トレは毎セット「もう1回も上がらない」まで追い込むべき?15研究のメタ分析では、限界までやってもやらなくても、筋力・筋肉の大きさに大きな差はなかった。経験者の筋肥大では限界まで行うほうがわずかに有利

PART04 筋肉DATE2026年10月12日
SOURCES1 件CHECK医師 監修

「最後の1回が効く」と、毎セット限界まで追い込んでいませんか。Grgicら(2022年)の15研究のメタ分析によると、限界(それ以上反復できない状態)までのトレーニングと、限界の手前で止めるトレーニングで、筋力にも筋肉の大きさにも、統計的にはっきりした差はありませんでした。総量をそろえていない研究では、限界手前のほうが筋力の伸びが大きく、トレーニング経験者だけでみると、筋肥大は限界まで行うほうがわずかに大きくなっていました。著者らは、筋力や筋肉をつけるのに限界まで追い込むことは必須ではなさそうだが、限界まで行うことが悪いわけでもない、とまとめています。

目次
  1. どんな研究?
  2. 結果:全体では大きな差なし
  3. 「軽い負荷」の研究との関係
  4. まとめ

プレ男筋トレは毎セット、もう1回も上がらないところまで追い込まないと意味ないよね?

メル美15の研究のまとめだと、限界まで追い込んでも、手前で止めても、大きな差はなかったんだって。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は「限界まで追い込む」必要があるかです。Grgicらが2022年に発表した系統的レビューとメタ分析「反復の限界まで行うトレーニングと限界前で止めるトレーニングが筋力と筋肥大に与える影響」(Journal of Sport and Health Science)をもとにまとめました。

どんな研究?

結果:全体では大きな差なし

結果
筋力 限界まで・限界手前ではっきりした差なし
筋肉の大きさ(筋肥大) はっきりした差なし
上半身・下半身、多関節・単関節種目などで分けても 差なし
総量をそろえていない研究の筋力 限界手前のほうが伸びが大きい
トレーニング経験者の筋肥大 限界までのほうがわずかに大きい

プレ男毎回ぎりぎりまで追い込まなくても、ちゃんと効くのか。

「軽い負荷」の研究との関係

15の研究のメタ分析では、限界まで行うトレーニングと限界の手前で止めるトレーニングで、筋力にも筋肉の大きさにも、はっきりした差はありませんでした。

週のセット数と頻度は筋トレは「週に何セット」「同じ筋肉を週何回」?、セット間の休憩は筋トレのセット間の休憩は1分?3分?へ。

プレ男毎セット限界までじゃなくてもいいなら、続けやすいな。

メル美続けられるやり方がいちばんだね。

鍛える筋肉を意識すると筋肉の増え方が変わるかの試験は、「効かせたい筋肉を意識する」と筋肉は大きくなる?へ。

その日の調子で重さを決める方法の研究は、その日の調子で重さを決める「オートレギュレーション」は効く?へ。

まとめ


参考文献

  1. Grgic J, Schoenfeld BJ, Orazem J, Sabol F. Effects of resistance training performed to repetition failure or non-failure on muscular strength and hypertrophy: A systematic review and meta-analysis. J Sport Health Sci. 2022;11(2):202-211. doi:10.1016/j.jshs.2021.01.007. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33497853/ (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。