症状から調べる2026年10月4日

おしり(肛門)がかゆい:多くは洗いすぎ・ふきすぎ、痔、汗、ぎょう虫など。ただれや腫れがあるときは、カビや性感染症のことも。市販のステロイドは1週間まで

おしりの穴(肛門)のまわりがかゆい——はずかしくて人に言いにくい悩みですよね。英国NHSによると、肛門のかゆみははっきりした原因がないことも多く、洗い方やふき方を変えるだけでおさまることがよくあります。原因には、ぎょう虫、痔、下痢、カビ、性感染症、湿疹や乾癬、薬の副作用などがあり、まれに糖尿病や肛門がんのサインのことも。自分でできること、市販薬の注意、受診の目安をまとめました。

目次
  1. 自分でできること
  2. 市販薬を使うなら:ステロイドは1週間まで
  3. 考えられる原因
  4. 受診の目安
  5. まとめ

プレ男最近、おしりの穴のまわりがかゆくて…。はずかしくて、だれにも聞けないんだ。

メル美きれいにしようと思って、ゴシゴシ洗ってない?それが逆効果のこともあるって聞いたよ。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、おしり(肛門)のかゆみの話です。英国NHSによると、肛門のかゆみははっきりした原因がないことも多く、深刻な病気が原因であることはまれです。まずは洗い方・ふき方を見直してみましょう。

自分でできること

NHSは、次のことをすすめています。

すること

しないこと

プレ男清潔にしようとして、こすりすぎてたかも…。

市販薬を使うなら:ステロイドは1週間まで

考えられる原因

NHSは、ほかの症状とあわせて、次のような原因を考えるとしています。

いっしょにある症状 考えられる原因
夜にかゆみが強い、うんちに糸くずのような虫 ぎょう虫(とくに子ども)
うんちのときに鮮やかな赤い血 痔
うんちがもれる、がまんできない 下痢、便失禁
ただれ、腫れ、刺激感 カビの感染、または性感染症
体のほかの場所もかゆい 湿疹や乾癬などの皮膚の病気(乾癬)
長く使っている薬がある ステロイドの塗り薬、抗菌薬、痔や切れ痔の薬などの副作用

出典:NHS「Itchy bottom」

性感染症のことも

おしりのかゆみは、洗いすぎやふきすぎで悪くなることがよくあります。ただれやイボ、出血があるときは、性感染症のこともあるので受診を。

受診の目安

NHSは、次のようなときは受診するようすすめています。

受診すると、必要に応じておしりの診察をして、原因に合わせた薬が出されます。

まとめ


参考文献

  1. NHS. Itchy bottom(Page last reviewed: 3 October 2023). https://www.nhs.uk/symptoms/itchy-anus/ (閲覧日:2026年10月4日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。