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Bestiary

ファフニール父を殺して呪われた黄金をひとりじめし、竜(大蛇)の姿になって財宝の上にねそべった男。英雄シグルズは、竜が水をのみに通る道にみぞをほってかくれ、下から剣をつきさした。竜の心臓の血をなめると、鳥のことばがわかるようになった

2026年10月10日

ペン画。岩かげから、大きな口をあけた竜がのしかかり、その下で戦士が両腕で剣をつきあげている
アーサー・ラッカム「ファフニールをたおすシグルズ」1911年(ワーグナー『ジークフリートと神々の黄昏』英訳本のさし絵)。ウィキメディア・コモンズ(パブリックドメイン。作者は1939年没)
目次
  1. プロフィール
  2. 1. カワウソのつぐない
  3. 2. 呪われた黄金
  4. 3. 竜になったファフニール
  5. 4. みぞからの一撃
  6. 5. 鳥のことば
  7. まとめ

プレ男ファフニールって、ゲームのボスで出てくる竜だよね!

メル美もとは竜じゃなかったんだって。黄金がほしくて、竜になっちゃったの。

こんにちは、Dr. Taro です。 幻獣の解説、今回は北欧のファフニールです。『詩のエッダ』の「レギンの歌」「ファーヴニルの歌」(H.A.ベローズ訳、1923年)と、スノッリ『エッダ』(R.B.アンダーソン訳、1879年)の英訳(どちらもプロジェクト・グーテンベルク)を読みました。北欧神話の全体は北欧神話の入門へ。

ペン画。岩かげから、大きな口をあけた竜がのしかかり、その下で戦士が両腕で剣をつきあげている

アーサー・ラッカム「ファフニールをたおすシグルズ」1911年(ワーグナー『ジークフリートと神々の黄昏』英訳本のさし絵)。ウィキメディア・コモンズ(パブリックドメイン。作者は1939年没)

プロフィール

名前 ファフニール(英訳では Fafnir、Fafner)
家族 父フレイズマル、兄弟レギン(ドワーフのように小さく、知恵と魔法にたけていた)とオトル
すがた もとはフレイズマルの息子(兄弟レギンは「ドワーフのように小さい」と書かれる)。のちに竜(大蛇)の姿になった
すみか グニタヘイズ(きらめく荒野)
まもるもの 神々がつぐないにさしだした黄金と、呪いの指輪アンドヴァラナウト
たおした英雄 シグルズ

1. カワウソのつぐない

『詩のエッダ』の「レギンの歌」の散文です。レギンが、育てている少年シグルズに語ります。

2. 呪われた黄金

プレ男指輪までうばわれたから、呪いをかけたんだ…。

3. 竜になったファフニール

4. みぞからの一撃

「ファーヴニルの歌」の散文です。

5. 鳥のことば

メル美やけどした指をなめて知恵を得るのは、アイルランドのフィンの「知恵のサケ」とそっくりだね。

『詩のエッダ』の散文では、シグルズはファフニールが水をのみに通る道にみぞをほってかくれ、竜がその上を通ったときに剣を下からつきさしました。

まとめ


参考文献

  1. Henry Adams Bellows(英訳). The Poetic Edda(1923年). Reginsmol(散文と1〜12節); Fafnismol(散文と1〜2節、31〜34節). Project Gutenberg. https://www.gutenberg.org/ebooks/73533 (閲覧日:2026年10月10日)
  2. Rasmus B. Anderson(英訳). The Younger Edda(1879年). Skaldskaparmal のファフニールの黄金の話. Project Gutenberg. https://www.gutenberg.org/ebooks/18947 (閲覧日:2026年10月10日)
  3. Arthur Rackham. Sigurd kills Fafnir(Richard Wagner, Siegfried and the Twilight of the Gods, 英訳 Margaret Armour, 1911年のさし絵). Wikimedia Commons(パブリックドメイン). https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Sigurd_kills_Fafnir_by_Rackham.jpg (閲覧日:2026年10月10日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

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