世界の神話Mythos

Greek Mythology

ヘカテ大地にも、海にも、星空にも、ほまれをもつ女神。ゼウスは、ティタンの時代からの分けまえを、何ひとつとりあげなかった。裁きの場にも、いくさにも、競技にも、漁にも、家畜の小屋にもあらわれて、思うままに助ける。そして、ペルセポネのさけびを聞き、たいまつを手にデメテルをたずねた

2026年10月12日

目次
  1. プロフィール
  2. 1. ゼウスがうやまった女神
  3. 2. とりあげられなかった分けまえ
  4. 3. どこにでもあらわれる助け手
  5. 4. ペルセポネの声を聞いた女神
  6. まとめ

プレ男ヘカテって、魔女の女神ってイメージがあるけど…。

メル美ヘシオドスの『神統記』では、天にも地にも海にも力をもつ、とってもたよりになる女神としてえがかれているんだって。

こんにちは、Dr. Taro です。 神話の解説、今回はギリシャ神話の女神ヘカテです。ヘシオドス『神統記』404〜452行と、『ホメロス風讃歌』第2歌「デメテルへ」(H.G.エヴリン=ホワイト英訳と注、1914年、プロジェクト・グーテンベルク)を読みました。ギリシャ神話の全体はギリシャ神話の入門へ。

プロフィール

ヘカテ ゼウスが「だれよりもうやまった」女神
親 ペルセスとアステリア。アステリアは、コイオスとポイベの娘で、レトの姉妹
分けまえ 大地と海、そして星空の天に、ほまれをもつ
かかわること 王の裁き、集会、いくさ、競技、騎手、漁、家畜をふやすこと
もうひとつの役目 若い者たちを育てる女神
ひとりっ子 母のただひとりの子

1. ゼウスがうやまった女神

2. とりあげられなかった分けまえ

メル美王さまがかわっても、ヘカテの力はそのまま。ゼウスがしっかり守ってくれたんだね。

3. どこにでもあらわれる助け手

『神統記』は、ヘカテが助ける場面をつぎつぎにならべます。

プレ男裁判にも、スポーツにも、漁にも、牧場にも…! なんでも助けてくれる女神なんだ。でも「とりあげることもある」のは、ちょっとこわいね。

4. ペルセポネの声を聞いた女神

『神統記』では、ゼウスはヘカテをだれよりもうやまい、ティタンの時代からの、大地・海・天の分けまえを、何ひとつとりあげなかった、と書かれています。

まとめ


参考文献

  1. Hesiod. Theogony, ll. 404–452(注1617をふくむ); Homeric Hymn II (To Demeter), ll. 19–73, 438–440(英訳:H. G. Evelyn-White、1914年). In: Hesiod, the Homeric Hymns, and Homerica. Project Gutenberg. https://www.gutenberg.org/ebooks/348 (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

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  1. Iギリシャ神話デメテルむすめペルセポネをさがして老婆の姿で人間の町へ。エレウシスの王子を火の中で不死にしようとして母親にさけばれ、正体をあらわす。神殿にこもると、大地は1粒の芽も出さず、神々もこまりはてた
  2. Iギリシャ神話ペルセポネとザクロの実花をつんでいた娘を、冥界の王ハデスが連れ去った。母デメテルが悲しむと、大地に実りがなくなった。ザクロの種を食べてしまったので、1年の3分の1は冥界へ——春が来ると、地上にもどる
  3. IIギリシャ神話ヘリオスとセレネ太陽の神ヘリオスは、金のかぶとから鋭い目で見おろし、馬車で天の頂へのぼってから、オケアノスの海へおりていく。月の女神セレネは、オケアノスで体を洗い、長いたてがみの馬を走らせて、月の半ばの夜、いちばん明るくかがやく