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閉経後の出血

少しでも、1回だけでも受診を。多くは腟や子宮の内膜がうすくなる・ポリープなど深刻でないものだが、子宮体がんのサインのこともある

2026年10月4日

閉経して1年以上たってから、腟から出血した——たとえ少量でも、1回だけでも、受診が必要です。英国NHSによると、閉経後の出血は多くの場合深刻なものではなく、女性ホルモンが減って腟や子宮の内膜がうすくなる・炎症を起こすこと、子宮頸部や子宮のポリープ、子宮内膜が厚くなることなどが主な原因です。ただし、子宮体がんや卵巣がんのサインのこともあり、早く見つければ治療しやすくなります。原因、検査、治療をまとめました。

目次
  1. 閉経後の出血とは?
  2. 主な原因
  3. どんな検査をする?
  4. 治療は原因によって
  5. 家族にできること
  6. まとめ

メル美母が、閉経して何年もたつのに少し出血したって。1回だけだから様子見でいいって言うんだけど…。

プレ男少しだけでも、病院に行ったほうがいいのかな。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、閉経後の出血の話です。英国NHSは、閉経後に腟から出血したら、たとえ少量でも、1回だけでも、受診が必要としています。お母さんや家族のためにも、知っておいてください。

閉経後の出血とは?

閉経後の出血は、少しでも、1回だけでも受診してください。多くは深刻なものではありませんが、子宮体がんのサインのこともあります。

主な原因

NHSは、よくある原因として次のものをあげています。

頻度は低いものの、子宮体がんや卵巣がんが原因のこともあります(子宮体がん、卵巣腫瘍)。

プレ男多くはがんではないけど、確かめないとわからないんだね。母さんにも伝えておこう。

どんな検査をする?

NHSによると、専門の医療機関で次のような検査をします。

NHSでは、閉経後の出血で紹介されたら、2週間以内に専門医の診察を受けられるようにするとしています(英国のしくみ)。日本では、婦人科(産婦人科)を受診してください。

治療は原因によって

NHSによると、治療は原因によってちがいます。

原因 治療の例
子宮頸部のポリープ 専門医がとりのぞく
腟や子宮内膜の萎縮 治療がいらないことも。エストロゲンのクリームや腟剤
子宮内膜増殖症 タイプによって、経過観察、ホルモン剤(飲み薬や黄体ホルモンを出すIUD)、子宮をとる手術
ホルモン補充療法(HRT)の副作用 HRTを変える・やめる
子宮体がん 子宮をとる手術が多く、放射線・抗がん剤・ホルモン療法などを組み合わせる
卵巣がん 卵巣(と子宮)をとる手術、抗がん剤

出典:NHS「Postmenopausal bleeding」

家族にできること

子宮内膜ポリープについては、子宮内膜ポリープにまとめています。

まとめ


参考文献

  1. NHS. Postmenopausal bleeding(Page last reviewed: 24 September 2026). https://www.nhs.uk/symptoms/post-menopausal-bleeding/ (閲覧日:2026年10月4日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。