税金のしくみ2026年10月5日

税金を一度に払えないとき:税務署に申請すると「換価の猶予」「納税の猶予」で原則1年以内の分割納付が認められることがある。換価の猶予は納期限から6か月以内に申請、猶予期間の延滞税は軽減される

国税庁の「猶予の申請の手引」(令和8年4月)によると、国税を一時に納付することが難しい理由があるときは、税務署に申請することで猶予が認められる場合があります。「換価の猶予」は、一時に納めると事業の継続や生活の維持が難しくなるおそれがある場合で、納期限から6か月以内に申請し、1年の範囲内で原則として毎月分割して納めます。「納税の猶予」は、災害・病気・事業の休廃業などで一時に納付できない場合などが対象です。猶予が認められると、その期間の延滞税が軽減(納税の猶予は軽減または免除)されます。猶予額が100万円以下なら担保は不要です。申請はe-Taxでもできます。

目次
  1. 放っておくとどうなる?
  2. 2つの猶予の制度
  3. 換価の猶予の主な要件
  4. 申請のしかた
  5. まとめ

プレ男確定申告したら、思ったより税金が多くて、一度に払えない…。

メル美放っておくと、もっと大変なことになりそう。相談できるところはあるのかな?

今回は、税金を一度に払えないときの「猶予」の制度です。国税庁の「猶予の申請の手引」(令和8年4月)で確認した内容をまとめました。払えないときは、ひとりで抱えこまず、まず税務署に相談してください。

放っておくとどうなる?

2つの猶予の制度

制度 どんなとき?
換価の猶予 国税を一時に納めると、事業の継続や生活の維持が難しくなるおそれがあるとき。差し押さえた財産の換価(売却)が猶予されます
納税の猶予 災害、病気、事業の休廃業などで国税を一時に納付できないとき。本来の期限から1年以上たって納める税額が確定した場合なども

猶予が認められると

メル美病気で払えないときも、猶予の制度があるんだ。

換価の猶予の主な要件

次のすべてに当てはまるとき、受けられます。

  1. 一時に納めると、事業の継続や生活の維持が難しくなるおそれがある
  2. 納税について誠実な意思がある
  3. 猶予を受けたい国税以外に、国税の滞納がない
  4. 納期限から6か月以内に「換価の猶予申請書」を税務署に出す
  5. 原則として、猶予を受けたい金額に相当する担保を出す(ただし、猶予額が100万円以下、猶予期間が3か月以内などの場合は担保は不要)

申請のしかた

国税庁の手引では、税金を一度に払うのが難しいときは、申請によって猶予が認められる場合があります。換価の猶予は納期限から6か月以内の申請が必要なので、早めに税務署に相談してください。

まとめ


参考文献

  1. 国税庁. 猶予の申請の手引(令和8年4月). https://www.nta.go.jp/publication/pamph/sonota/yuyo-tebiki/30pdf/00.pdf (閲覧日:2026年10月5日)
  2. 国税庁. G-9 換価の猶予の申請手続. https://www.nta.go.jp/taxes/nozei/nofu/24200039.htm (閲覧日:2026年10月5日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。