基礎知識2026年10月10日

性感染症の検査に保険は使える?:症状があって病気を診断するための検査や治療には保険が使える。症状のない「念のため」の検査は自費になることが多い。保健所の無料・匿名の検査も

性感染症の検査、保険は使えるの?いくらかかるの?——保険で受けられる診療のルール(療養担当規則)では、「健康診断は、療養の給付(保険の診療)の対象として行ってはならない」とされています。そのため、症状があって病気を診断・治療するための検査には保険が使えますが、症状のない人の「念のため」の検査は、自費になることが多いのです。保健所などでは、HIVや梅毒などの検査を無料・匿名で受けられるところもあります。

目次
  1. 保険診療のルール
  2. 症状があるとき:保険が使える
  3. 症状がないとき:自費になることが多い
  4. 無料・匿名で受けられる検査
  5. 受診するときのポイント
  6. まとめ

プレ男性病の検査って、保険証を使えるのかな。高かったらどうしようって、行くのを迷っちゃう。

メル美症状があるときと、ないときで、ちがうって聞いたことがあるよ。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、性感染症の検査に保険が使えるかの話です。保険診療のルール(保険医療機関及び保険医療養担当規則)をもとにまとめました。費用のことで迷って、検査を先のばしにしないためのヒントです。

保険診療のルール

症状があるとき:保険が使える

プレ男症状があるなら、ふつうに保険で診てもらえるんだ。

症状がないとき:自費になることが多い

症状があるときは、保険で検査と治療が受けられます。症状がなくて費用が心配なときは、保健所の無料・匿名の検査も。費用で迷って先のばしにしないで。

無料・匿名で受けられる検査

受診するときのポイント

(更新)健康保険法第63条では、「被保険者の疾病又は負傷に関しては」、診察、薬剤の支給、処置・手術その他の治療などの療養の給付を行うと定めています。性感染症も病気なので、この条文の考え方では治療は療養の給付の対象になりますが、個別の扱い(治療薬の保険適用の範囲など)は確認していません。

まとめ


参考文献

  1. 保険医療機関及び保険医療養担当規則(昭和32年厚生省令第15号)第20条(e-Gov法令検索). https://laws.e-gov.go.jp/law/332M50000100015 (閲覧日:2026年10月10日)
  2. 健康保険法(大正11年法律第70号)第63条(e-Gov法令検索). https://laws.e-gov.go.jp/law/211AC0000000070 (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。