基礎知識2026年10月10日

10代の性感染症(日本、2024年):15〜19歳のクラミジアは2,641件で、その7割が女性。梅毒は10年で約10倍(65件→627件)、15〜19歳の梅毒の7割も女性。症状がなくても、検査と相談を

性感染症は、10代にも少なくありません。厚生労働省の性感染症報告数(感染症発生動向調査)によると、2024年の15〜19歳の報告は、性器クラミジア2,641件(うち女性1,854件、70.2%)、淋菌828件、梅毒627件(うち女性452件、72.1%)でした。15〜19歳の梅毒は、2014年の65件から約10倍に増えています。クラミジアは女性の多くで症状がなく、放っておくと将来の不妊の原因になることも。はずかしがらずに、検査と相談を。

目次
  1. 数字を見る前に
  2. 2024年、15〜19歳の報告
  3. 症状がないことが多い
  4. 10代の人へ
  5. まとめ

プレ男10代のころって、性感染症のことなんてほとんど考えてなかったな。

メル美でも、10代でかかる人も多いって聞くよね。実際の数字はどうなんだろう。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、10代の性感染症の話です。厚生労働省の「性感染症報告数」(感染症発生動向調査)の年齢別の表から、2024年の数字をまとめました。全体の数字は数字で見る日本の性感染症(2024年)、50歳以上は50代・60代以上の性感染症にまとめています。性病になるより修羅場になる方がヤバい! そして、検査を先のばしにするのも、もっとヤバいです。

数字を見る前に

2024年、15〜19歳の報告

病気 15〜19歳(2024年) うち女性 10年前(2014年)
性器クラミジア 2,641件 1,854件(70.2%) 2,749件
淋菌感染症 828件 379件(45.8%) 868件
梅毒(全数) 627件 452件(72.1%) 65件
性器ヘルペス 287件 225件 314件
尖圭コンジローマ 250件 164件 260件

厚生労働省の表から計算すると、

メル美15〜19歳の梅毒が10年で10倍……。しかも、クラミジアも梅毒も、7割が女の子なんだ。

症状がないことが多い

10代でも性感染症はめずらしくありません。症状がなくても、気になることがあったら検査を。性感染症は、早く見つければ治療できるものが多いです。

10代の人へ

国の分析による性器クラミジアの最近の動きは、性器クラミジアの動き(2024年、国の分析)を見てください。

まとめ


参考文献

  1. 厚生労働省. 性感染症報告数(年齢(5歳階級)別にみた性感染症(STD)報告数の年次推移:性器クラミジア感染症、性器ヘルペスウイルス感染症、尖圭コンジローマ、淋菌感染症、梅毒。資料:感染症発生動向調査). https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/seikansenshou/houkokusuu.html (閲覧日:2026年10月10日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。