予防2026年10月10日

海外旅行と性感染症:旅先での新しい相手との性行為は、日本とはちがう「性のネットワーク」にふれること。薬の効きにくい性感染症を持ち帰ることも。コンドーム、ワクチン、帰国後の検査を。18歳未満との買春は国外でも日本の法律で処罰

旅先での出会いや、海外での性行為。米国CDCの旅行医学の手引き(イエローブック)によると、海外旅行をする男性の20〜34%が旅先でカジュアルな性行為をし、その約半数がコンドームを使っていないという推計があります。旅先で新しい相手とコンドームなしの性行為をすると、日本とはちがう「性のネットワーク」にふれ、薬の効きにくい性感染症などを持ち帰ることがあります。コンドーム、ワクチン、帰国後の検査、そして18歳未満との買春は国外でも日本の法律で処罰されることを知っておきましょう。

目次
  1. 旅先での性行為はめずらしくない
  2. 日本とはちがう「性のネットワーク」
  3. 出発前・旅行中にできること
  4. 帰国したら検査を
  5. 18歳未満との買春は、国外でも処罰される
  6. まとめ

プレ男今度、友だちと海外旅行に行くんだ。旅先で出会いがあったら……とか、ちょっと考えちゃう。

メル美旅先だと気がゆるみそう。性感染症のこと、出発前に知っておきたいね。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、海外旅行と性感染症の話です。米国CDCの旅行医学の手引き「イエローブック」の「Sex and Travel」の章と、日本の法律をもとにまとめました。性病になるより修羅場になる方がヤバい!——でも、旅先から性感染症を持ち帰って、帰国後にパートナーとの修羅場、はもっとヤバいです。

旅先での性行為はめずらしくない

CDCのイエローブックによると、

日本とはちがう「性のネットワーク」

メル美旅先で、薬の効きにくい性感染症をもらって帰ることもあるんだね。

出発前・旅行中にできること

CDCは、旅行者への予防として、次のようなことをあげています。

旅先でも、コンドームは日本から持っていくと安心。もし性行為があったら、帰国後に検査を。HIVが心配な行為から72時間以内なら、PEPが間に合うことがあります。

帰国したら検査を

18歳未満との買春は、国外でも処罰される

世界全体での性感染症の数字は、世界の性感染症(WHO)にまとめています。

まとめ


参考文献

  1. Centers for Disease Control and Prevention. CDC Yellow Book: Health Information for International Travel. Sex and Travel. https://www.cdc.gov/yellow-book/hcp/travel-for-work-other/sex-and-travel.html (閲覧日:2026年10月10日)
  2. 児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律(平成11年法律第52号)第2条・第4条・第10条(e-Gov法令検索). https://laws.e-gov.go.jp/law/411AC0100000052 (閲覧日:2026年10月10日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。