予防2026年10月10日

性感染症を防ぐ方法まとめ:コンドーム、ワクチン(B型肝炎・HPV)、定期的な検査、パートナーと一緒の検査と治療、HIVのPrEP・PEP、Doxy-PEP。うがいや洗浄では防げない。自分に合う組みあわせを

性感染症を防ぐ方法は、ひとつではありません。WHOは、コンドームを正しく毎回使うことを、HIVを含む性感染症を防ぐもっとも効果的な方法のひとつとし、B型肝炎とHPVには安全で効果の高いワクチンがあるとしています。米国CDCのガイドラインは、コンドームを毎回使うとクラミジア、淋菌、B型肝炎、トリコモナスなどのリスクも下がるとしています。定期的な検査、パートナーと一緒の検査と治療、HIVのPrEPとPEP、Doxy-PEPなど、自分に合う方法を組みあわせましょう。

目次
  1. 1. コンドームを、正しく、毎回
  2. 2. ワクチンで防げるものは、ワクチンで
  3. 3. 症状がなくても、定期的に検査
  4. 4. 見つかったら、パートナーと一緒に治療
  5. 5. 薬で防ぐ方法(HIVのPrEP・PEP、Doxy-PEP)
  6. 6. 効果がない「予防法」に注意
  7. まとめ

プレ男性病を防ぐ方法って、結局コンドームだけ?ほかにもあるのかな。

メル美ワクチンで防げるものもあるって聞いたよ。全部まとめて知りたい!

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、性感染症を防ぐ方法のまとめです。WHO(世界保健機関)と米国CDCの性感染症治療ガイドライン(2021年)をもとにまとめました。性病になるより修羅場になる方がヤバい!——でも、どちらも、ちょっとした準備でぐっと防げます。それぞれの方法は、くわしい記事にリンクしています。

1. コンドームを、正しく、毎回

くわしくは、コンドームで性感染症はどれくらい防げる?の記事を見てください。オーラルセックスでは、口と性器のあいだにシート(デンタルダム)を使う方法もあります(キスで性病はうつる?)。

2. ワクチンで防げるものは、ワクチンで

メル美コンドームでも防ぎきれないものがあるから、ワクチンや検査も組みあわせるんだね。

3. 症状がなくても、定期的に検査

4. 見つかったら、パートナーと一緒に治療

性感染症の予防は、コンドーム、ワクチン、定期的な検査、パートナーと一緒の治療の組みあわせ。うがいやおしっこ、洗浄では防げません。自分に合う方法を選びましょう。

5. 薬で防ぐ方法(HIVのPrEP・PEP、Doxy-PEP)

6. 効果がない「予防法」に注意

(更新)WHOのファクトシート「Herpes simplex virus」(2025年5月30日)にも、「医学的な男性の包皮切除は、HSV-2(性器ヘルペスの主な原因)だけでなく、HIVやHPVの感染に対しても、生涯にわたる部分的な予防効果をもたらしうる」と書かれています。ただし、同じファクトシートは、性的に活発な人にとって、コンドームを一貫して正しく使うことが性器ヘルペスなどの性感染症を防ぐ最もよい方法としています。日本の状況にあてはめて本文に入れるかどうかは、医師の判断をお願いします。

まとめ


参考文献

  1. World Health Organization. Sexually transmitted infections (STIs)(Fact sheet: Prevention of STIs). https://www.who.int/news-room/fact-sheets/detail/sexually-transmitted-infections-(stis) (閲覧日:2026年10月10日)
  2. Workowski KA, et al. Sexually Transmitted Infections Treatment Guidelines, 2021. MMWR Recomm Rep 2021;70(No. RR-4)(Primary Prevention Methods). https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/70/rr/rr7004a1.htm (閲覧日:2026年10月10日)
  3. World Health Organization. Herpes simplex virus(Fact sheet, 30 May 2025). https://www.who.int/news-room/fact-sheets/detail/herpes-simplex-virus (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。