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メル美付き合っている人と、そろそろそういう雰囲気になりそうで…。何を準備しておけばいいのか、だれにも聞けなくて。

プレ男オレも、ちゃんと知らないことばかりかも。かっこつけずに確認しておきたい。
こんにちは、Dr. Taro です。 初めてのセックスは、2人で決めるもので、急ぐ必要はありません。「まだしたくない」も、大切な答えです。そのうえで、自分と相手の体と心を守るために、前もって知っておきたいことを5つにまとめました。
1. 同意は「その都度」、言葉で確かめる
- 性的な行為は、一人ひとりの自由な意思で決めるものです。法務省は、性犯罪とは、そのような意思決定をすることが難しい状態で行われる性的な行為だと説明しています
- 2023年7月に施行された改正刑法では、「同意しない意思を形成したり、表明したり、全うすることが難しい状態」での性的な行為が処罰されることになりました。その原因の例として、暴行や脅迫のほか、アルコール、薬物、立場による影響力などがあげられています
- つまり、酔っている、断りにくい関係にあるときの「いいよ」は、同意とはいえないことがあります
- 一度「いい」と言っても、途中でやめたくなったら、やめてよい。相手が「やめて」と言ったら、すぐにやめる
- 同意の確かめ方は、同意の確かめ方とコンドームの出し方、法律のくわしいことは不同意性交等罪の記事を見てください
16歳未満は、法律で守られている
- 法務省によると、改正刑法で、いわゆる性交同意年齢が「16歳未満」に引き上げられました。16歳未満の人に性的な行為をすると、相手が同意しているように見えても処罰されます
- 13歳以上16歳未満の人が相手の場合は、行為をした人が5歳以上年上のときに、この規定で処罰されます(年齢の近い人どうしを処罰しないため)。ただし年齢差が4歳以下でも、同意できない状態での行為は不同意性交等罪になります
- 16歳未満の人に、わいせつ目的で会うことを求めたり、性的な画像を送るよう求めたりすることも処罰されるようになりました

プレ男酔っているときの「いいよ」は、同意にならないことがあるんだ。
2. 初めてでも、妊娠する
- 「初めてなら妊娠しない」というのは誤解です。避妊をしないセックスでは、初めてかどうかに関係なく妊娠する可能性があります
- 「外に出せば大丈夫」も、避妊にはなりません
- 妊娠を望まないなら、コンドームや低用量ピルなど、確実な避妊法を前もって準備しましょう。米国CDCによると、ふつうの使い方で1年間に妊娠する人の割合は、男性用コンドームで13%、低用量ピルで7%です
- 低用量ピルは、生理が始まってから5日以内に飲み始めなかった場合、7日間はコンドームを使う必要があります。飲み方は医師に確認を
3. 性感染症は、初めての相手からもうつる
- クラミジアや淋菌、梅毒、HPVなどは、相手が初めてでなければ、うつる可能性があります。また、症状がないまま感染していることも多いです
- 性感染症を防ぐのはコンドームです。最初から最後まで、正しくつけましょう(コンドームの正しい使い方)。ピルでは性感染症は防げないので、ピルとコンドームを一緒に使うのがいちばん安心です
- HPVワクチンは、子宮頸がんや尖圭コンジローマの原因になるHPVを防ぎます。若いうちに接種するほど効果が大きいことがわかっています。男性も接種できます(HPVワクチン)
- 気になるときは、2人で検査を受けるのもいい方法です(検査の話の切り出し方)

メル美ピルを飲んでいても、性感染症はコンドームでしか防げないんだね。
4. もしものときは、アフターピル
- コンドームが破れた・外れた、避妊できなかった——そんなときは、緊急避妊薬(アフターピル)で妊娠を防げる可能性があります
- レボノルゲストレルは72時間以内、ウリプリスタールは120時間以内に飲みます。早く飲むほど効果が高いので、迷ったらすぐに医療機関や薬局に相談しましょう(アフターピル)
- 生理が遅れたら、妊娠検査薬で確かめ、早めに受診を
5. 痛みや出血は、がまんしなくていい
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初めてのときに、痛みや少量の出血があることがあります。でも、強い痛みをがまんする必要はありません
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「処女膜の見た目で経験がわかる」というのは誤解です(「処女膜」の誤解)
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緊張していると、体に力が入って痛くなりやすくなります。ゆっくり、潤滑剤(コンドームには水性のもの)を使うなど、無理をしないで
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痛みが続くときや、入らないときは、性交痛や腟けいれん(ワギニスムス)の記事も見て、婦人科で相談してください

初めてでも、妊娠も性感染症も起こります。同意を確かめ、避妊とコンドームを前もって準備して、もしものときはアフターピルを。
相手と話しておくこと
- どんな避妊をするか(コンドームはだれが用意するかも)
- 「いやなときは、いつでも言っていい」こと
- 性感染症の検査やワクチンのこと
照れくさくても、話せる相手かどうかは、とても大切です。話せないなら、まだそのときではないのかもしれません。
まとめ
- 同意はその都度、言葉で。酔っている・断りにくい状態の「いいよ」は同意にならないことも。16歳未満は法律で守られている
- 初めてでも妊娠する。外出しは避妊じゃない。コンドームや低用量ピルを前もって
- 性感染症はコンドームで。ピルとコンドームの併用が安心。HPVワクチンも
- もしものときはアフターピル(72時間/120時間以内、早いほどよい)
- 痛みはがまんしない。続くなら婦人科へ
参考文献
- 法務省. 性犯罪に関する法律の規定が変わりました!(法務省だより「あかれんが」Vol.82). https://www.moj.go.jp/KANBOU/KOHOSHI/no82/3.html (閲覧日:2026年10月4日)
- 法務省. 性犯罪関係の法改正等 Q&A. https://www.moj.go.jp/keiji1/keiji12_00200.html (閲覧日:2026年10月4日)
- Centers for Disease Control and Prevention. Contraception(避妊法ごとの典型的な使用での失敗率). https://www.cdc.gov/contraception/about/index.html (閲覧日:2026年10月4日)
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。