詐欺・違法スキームの見分け方2026年10月5日

SNS型投資詐欺の手口と相談窓口:2025年は9,523件・被害1,288億円(警察庁)。入口は Instagram・YouTube の広告やDM、やりとりはLINEへ。「必ずもうかる」「元本保証」、著名人の広告、登録のない業者は要注意

SNS型投資詐欺の手口と見分け方、相談窓口を、警察庁の確定値(令和7年、2026年5月22日公表)と金融庁の資料でまとめました。2025年のSNS型投資詐欺は認知件数9,523件(前年比+48.5%)、被害額1,288.0億円(+47.9%)。最初の接触は Instagram・YouTube・LINE が約5割、接触手段はバナー広告とダイレクトメッセージで約8割、被害時の連絡はLINEが93.5%。著名人の画像を無断で使い「必ずもうかる」「元本保証」とうたう広告も確認されています。金融商品取引業は内閣総理大臣の登録が必要で、金融庁は無登録業者の名称を公表。相談先は金融庁の「詐欺的な投資に関する相談ダイヤル」、警察相談専用電話#9110、消費者ホットライン188。

目次
  1. 2025年の被害:件数も金額も約1.5倍に
  2. 手口:どこから近づいてくる?
  3. 見分けるポイント
  4. 業者の「登録」を確かめる
  5. 相談窓口
  6. もしお金を払ってしまったら
  7. 関連記事
  8. まとめ

プレ男有名な投資家の広告から LINE グループに入ったら、「先生」が毎日もうかる銘柄を教えてくれるんだって!

メル美それ、警察庁が注意してる手口そのものかも…。いったん止まって、一緒に確かめよう

今回は、SNS型投資詐欺の手口と相談窓口です。警察庁「令和7年における特殊詐欺及びSNS型投資・ロマンス詐欺の認知・検挙状況等について(確定値)」(2026年5月22日公表)、金融庁の注意喚起と相談窓口のページ、金融商品取引法(e-Gov法令検索)で確認しました。

だまされた人が悪いのではありません。手口はどんどん巧妙になっていて、誰でも被害にあう可能性があります。「おかしいかも」と思った時点で、相談してください。

2025年の被害:件数も金額も約1.5倍に

警察庁の確定値(令和7年=2025年)です。

2025年 前年比
SNS型投資詐欺の認知件数 9,523件 +3,110件(+48.5%)
SNS型投資詐欺の被害額 1,288.0億円 +416.9億円(+47.9%)

手口:どこから近づいてくる?

入口はSNSの広告とDM

最初に接触してきたツール(当初接触ツール)は次のとおりです(2025年、9,523件)。

ツール 件数 割合
Instagram 1,934件 20.3%
YouTube 1,229件 12.9%(前年比 +2,019.0%)
LINE 1,211件 12.7%
投資のサイト 1,071件 11.2%
TikTok 830件 8.7%
Facebook 822件 8.6%
X(Twitter) 815件 8.6%

やりとりは LINE へ

著名人の広告、「必ずもうかる」「元本保証」

プレ男あの広告の有名人、本人じゃないかもしれないんだ…

見分けるポイント

こんなときは要注意 理由
「必ずもうかる」「元本保証」と言われた 警察庁が確認した詐欺広告の文言。投資で元本が保証されることはふつうありません(→株式投資の基礎)
有名人の広告から、LINEのグループに誘われた 2025年の被害の典型的な流れ
知らない投資アプリやサイトに入金するよう言われた 業者の登録の有無を確かめる
利益が出たのに、出金するには手数料・税金が必要と言われた 警察庁の定義にある「出金手数料名目」の手口
銀行口座ではなく暗号資産で送ってと言われた 暗号資産で送る被害が前年比+149.1%
「今だけ」「あなただけ」と急がされる 考える時間をなくすため

業者の「登録」を確かめる

相談窓口

窓口 番号 どんなとき
金融庁 金融サービス利用者相談室「詐欺的な投資に関する相談ダイヤル」 0570-050588(IP電話は 03-6206-6066)。平日10時〜17時、ウェブは24時間受付 投資の勧誘を受けて不審に思った・投資を迷っている・損害を受けた
警察相談専用電話 #9110 緊急でない相談。被害にあった・あいそうなとき
消費者ホットライン(消費者庁) 188 契約などのトラブル全般
証券取引等監視委員会 情報提供窓口 0570-00-3581(IP電話は 03-3581-9909) FX取引やファンドなど、市場の問題についての情報提供

もしお金を払ってしまったら

メル美おかしいと思ったら、払う前に相談。払ったあとでも、ひとりで抱えないで相談していいんだね

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まとめ


参考文献

  1. 警察庁. 令和7年における特殊詐欺及びSNS型投資・ロマンス詐欺の認知・検挙状況等について(確定値)(令和8年5月22日). https://www.npa.go.jp/bureau/criminal/souni/tokusyusagi/hurikomesagi_toukei2025.pdf (閲覧日:2026年10月5日)
  2. 金融庁. 無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について(令和8年9月25日更新). https://www.fsa.go.jp/ordinary/chuui/mutouroku.html (閲覧日:2026年10月5日)
  3. 金融庁. 金融サービス利用者相談室 皆様の「声」をお寄せください!. https://www.fsa.go.jp/receipt/soudansitu/index.html (閲覧日:2026年10月5日)
  4. e-Gov法令検索. 金融商品取引法(昭和二十三年法律第二十五号)第29条. https://laws.e-gov.go.jp/law/323AC0000000025 (閲覧日:2026年10月5日)
  5. 警察庁. ご意見、各種相談・情報提供等. https://www.npa.go.jp/goiken_index.html (閲覧日:2026年10月5日)
  6. 消費者庁. 消費者ホットライン. https://www.caa.go.jp/policies/policy/local_cooperation/local_consumer_administration/hotline/ (閲覧日:2026年10月5日)

この記事は投資についての一般的な情報提供を目的としたもので、特定の銘柄・金融商品の売買をすすめるものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。