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妊婦健診で何をする?

出産まで14回程度。23週までは4週に1回、35週までは2週に1回、36週からは毎週。毎回、血圧・尿・体重・おなかの大きさを確かめ、時期に合わせて血液検査や超音波、子宮頸がん検診も(国の基準)

2026年10月10日

妊婦健診では、毎回何をするの?いつ、どんな検査があるの?厚生労働省の「妊婦に対する健康診査についての望ましい基準」(2015年)によると、妊婦健診は出産までに14回程度で、妊娠23週まではおおむね4週間に1回、24〜35週は2週間に1回、36週からは1週間に1回です。毎回、問診・診察と、子宮底長・腹囲・血圧・むくみ・尿(糖とたんぱく)・体重を確かめ、生活の注意や不安の相談(保健指導)があります。血液検査、超音波検査、子宮頸がん検診、感染症の検査の時期もまとめました。

目次
  1. 健診の回数と間隔
  2. 毎回の健診ですること
  3. 時期ごとの検査
  4. 健診のあいだに、すぐ連絡したいとき
  5. 仕事をしている人へ
  6. パートナーにできること
  7. まとめ

メル美妊娠した友だちが、「妊婦健診ってどれくらい通うの?毎回何をするの?」って不安がってた。

プレ男パートナーも、流れを知っておくと付きそいやすいね。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、妊婦健診で何をするかの話です。厚生労働省の「妊婦に対する健康診査についての望ましい基準」(2015年3月31日厚生労働省告示第226号)をもとにまとめました。実際の内容や回数は、市区町村や医療機関によってちがうことがあります。

健診の回数と間隔

国の基準では、妊婦健診は出産までに14回程度で、次の間隔が目安です。

時期 間隔
妊娠初期〜23週 おおむね4週間に1回
妊娠24週〜35週 おおむね2週間に1回
妊娠36週〜出産 おおむね1週間に1回

市町村は、14回程度の健診の費用を負担することになっています(妊婦健診はいくらかかる?)。妊娠がわかったら、市区町村に妊娠の届出をして、母子健康手帳を受け取りましょう。健診の費用の助成の受け方は、市区町村に確かめてください(妊娠かもしれないサイン)。

毎回の健診ですること

国の基準では、毎回の健診で次のことを行います。

血圧や尿のたんぱくは、妊娠高血圧症候群を見つけるために大切です(妊娠高血圧症候群)。体重の目安は、妊娠中の体重の増え方の記事を見てください。

プレ男毎回の血圧や尿の検査にも、ちゃんと意味があるんだね。

時期ごとの検査

国の基準では、必要に応じて、次の時期を目安に検査を行います。

検査 時期と回数の目安
血液型(ABO・Rh)、不規則抗体 妊娠初期に1回
B型肝炎・C型肝炎・HIV・梅毒・風疹の検査 妊娠初期に1回
血糖検査 妊娠初期に1回、24〜35週に1回
血算(貧血など) 妊娠初期に1回、24〜35週に1回、36週〜出産に1回
HTLV-1抗体検査 妊娠初期〜30週に1回
子宮頸がん検診(細胞診) 妊娠初期に1回
超音波検査 妊娠初期〜23週に2回、24〜35週に1回、36週〜出産に1回
性器クラミジア検査 妊娠初期〜30週に1回
B群溶血性レンサ球菌(GBS)検査 33〜37週に1回

妊婦健診は、お母さんと赤ちゃんの小さな変化を早く見つけるためのもの。体調がよくても、決められた時期に受けましょう。不安や悩みも、遠慮なく相談してください。

健診のあいだに、すぐ連絡したいとき

仕事をしている人へ

パートナーにできること

妊娠中の歯科治療や、会社の健康診断・人間ドックについては、妊娠中の歯医者と健康診断にまとめています。食事の「これって大丈夫?」は、妊娠中の食事、これって大丈夫?を見てください。

血液型がRh(D)陰性の妊婦さんの検査と予防については、Rh(D)陰性の妊婦さんにまとめています。

まとめ


参考文献

  1. 厚生労働省. 妊婦に対する健康診査についての望ましい基準(平成27年3月31日厚生労働省告示第226号)(こども家庭庁掲載資料、PDF). https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/ae69f83a-d0b5-4d1a-a51f-54b6eabd44a7/aa6c59aa/20251028_policies_boshihoken_nimpukenshin_01.pdf (閲覧日:2026年10月10日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。